<div><strong><span style="text-decoration: underline;">教育は愛である!</span></strong></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">この言葉は私の中学校時代の担任の先生の言葉です。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">あれは中学校3年生の卒業間近でした。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">卒業式を翌日に控え、担任の先生はクラスのみんなに手紙をくださいました。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">どんな手紙だったのかというと、A3サイズの紙に手書きで書いた心からの贈る言葉をピンクの上質紙に印刷されたもの。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">約40人のクラス。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">こんなにも1人ひとりのことを真剣に考え、本気で想っていてくださったのか・・・</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">その時も、また卒業後も…</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">読み返しては感謝の気持ちや懐かしさがあれもこれもよみがえり、何度も何度も家族で涙していたことが、今でもつい昨日のことのように思い出されます。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">O先生という男の先生でした。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">担当教科は理科で、たしか女子テニス部顧問をされていらっしゃいました。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">そう、理科の先生だったのですが、当時『英語が一番得意!』とか何とかおっしゃられていたような・・・。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">理科・・・英語・・・そしてそんな人を感動させる“贈る手紙”を綺麗な文字で書ける・・・・・</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">O先生はきっと国語もお得意だったんだな~!!</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">理科の先生でありながら文系だというようなことも聞いた記憶があるので。</span></div> <div><span style="color: #000000; font-size: 10pt;">何でもお出来になる中学校の先生・・・そんなO先生を私は当時も現在も尊敬しています。</span></div> <div>中学校の先生でも全員が全員マルチ教師じゃないわけですから。</div> <div>例えば私が過ごした中学校には、数学が大の苦手で計算すらあやふやな実技科目の先生や、国語は不得手と言っていた数学の先生など、そういう先生ももちろんいました。</div> <div>全員がそうだというわけではありませんが。</div> <div>いゃ、いて、普通です。</div> <div>担当教科以外無理~!という先生がいることは、ごく普通だと思います。</div> <div>先生も人間ですし、得意・不得意は当然あります。</div> <div>むしろ《1つの分野をきわめた方》、それが中学校や高校等の先生ですから、それでいいのです。</div> <div>が、O先生はオールマイティーだった!</div> <div>スゴい!</div> <div>勉強はもちろんのこと、部活や生徒・生活指導、その他諸々…</div> <div>全てにおいて何でもさらっとお出来になる先生だった!</div> <div>まさに</div> <div><strong>先生中の先生!!!!!</strong></div> <div>私が思う理想の教師像であります。</div> <div>その先生がみんなに配ってくださった、ピンク色の上質紙。</div> <div>途中からは名簿順で各生徒に贈るメッセージが丁寧に綴られていました。</div> <div>生徒の名前は、O先生が通常教室で使っていた馴染みのある呼び方で。</div> <div>呼び捨てかニックネームでした。</div> <div>そんなところからも温かみを感じたあの時・・・。</div> <div>あえて○○さん!とか○○××さん!という苗字やフルネームより、1年間毎日耳にしてきた呼び名で書かれていたほうが、やはり断然心にきます。</div> <div>そういうものです。</div> <div>そして思い返せば、卒業後に読み返した時も、その呼び名効果でより一層、先生の声や表情とともによみがえってきました。</div> <div>クラスのメンバー1人ひとりへのメッセージの後、全員へのメッセージ、さらに卒業に向けての想い、クラスの担任としてこのクラスと離れる今思うことなどが書かれていて、最後の最後に!</div> <div><span style="text-decoration: underline;"><strong>教育は愛である!</strong></span></div> <div>このフレーズが書かれていました。</div> <div>こんなに長く書いてしまったけれど、どうしてもこの言葉をみんなに伝えたかった…というような話ではなかったでしょうか、たしか。</div> <div>《愛》って凄い言葉ですよね。</div> <div>いろいろな意味を持つ言葉でもありますし、考えてみると実は物凄く深い言葉であると私は思います!</div> <div>私なりに解釈して書きます。</div> <div>愛。</div> <div>誰かや何かを好きになり、心から愛する。</div> <div>愛。</div> <div>家族愛。</div> <div>愛。</div> <div>日常生活の中でその都度遭遇する、物や場所などへの心。</div> <div>そして、</div> <div>生徒1人ひとりのことを本気で考え、自分のことのように皆を本気で想い、あらゆる面において熱く指導や助言をする先生!!</div> <div>それもまた何よりもの</div> <div><strong>《愛》</strong></div> <div>だと私は思うのです。</div> <div>O先生が書かれた《愛》は、最後のこれでしょうね、きっと!</div> <div>《愛》って、好き嫌いに対して使うだけの言葉ではないんです。</div> <div>で、今回のテーマである《教育は愛である》について、頭では思っていても、それをどう言動で実行したら良いのかなかなかわからない先生もいる現実。</div> <div>どうしたら生徒や保護者に愛される存在になれるのか等、関わり方についてもいろいろ悩んで、結果ノイローゼになってしまう確率が高いのもまた《先生》という職業。</div> <div>先生になりたい!と志すと、まずは《皆に慕われる教師》に憧れ、その憧れを現実にしたいと強く思うケースがほとんどだと思うんです。</div> <div>しかしながら、新採用として仕事を始めると、それまでの理想と、直面したまさかの現実とのギャップに悩み、独りで病む…。</div> <div>そういえば、ノイローゼになって「一身上の都合により退職」された国語教諭もいらっしゃいました。</div> <div>ここでのお名前は《ネクタイ先生》としましょう。</div> <div>ネクタイ先生は私の中1時代の教科担任で、個人的には10段階中の10を付けてくださった最初の先生でした。</div> <div>ですから、ご退職のニュースはかなりショックだった…。</div> <div>ただ、その先生の精神的なご病気というかご病状というか日々の言動というか顔色というか噂というか…</div> <div>だいぶお辛い状態で、しかもそうとう危険な状況に入ってしまっているなぁ…ということは当時、かなり早い段階から感じとれてしまっていて、そのことについて毎日友達とこっそり話をしていました。</div> <div>こんなことを言ってしまってはいけないのですが、当時友達との欠かせない話のネタ状態で…。</div> <div>それが日に日に悪化しているのがまたリアルなので、本当に大丈夫なのかなぁ?と心配しつつ、毎授業観察しておりました。</div> <div>私たちは女子だから特にそういうガールズトークが好きなのかな!なんて心のどこかで思いながら過ごしていたのですが、ある日、市内トップ高校を狙っていた口数の少ないガリ勉少年が授業中、信じられないくらいの勢いでネクタイ先生を《口撃》していたので、その時に、</div> <div>「あ、生徒はみんな感じてるのか。私たちだけではなく…」</div> <div>とわかったのであります。</div> <div>まぁあそこまで言動に出てしまっていたら、むしろ気付かない派がほぼ0だったかとも思いますが。</div> <div>先生のお仕事って苦労だらけなんだなぁ…とその時に私はまず知りました。</div> <div>話が脱線してしまいましたが。</div> <div>そういう心身ともにかなり大変な先生という仕事を《明るく》《楽しみながら》できること。</div> <div>言うまでもなくそれには生まれ持った性格も関係するとは思いますが、困難なくできることは決して当たり前ではないと思うのです。</div> <div>だから、笑顔で、愛をもって、生徒や保護者と同じ目線で、日々努力しながら教師業に長く励める先生の存在は、ある意味貴重といえるかもしれないですよね。</div> <div>世の中には、</div> <div><strong>教員≒ノイローゼ</strong></div> <div>という式が成り立ってしまっている部分もありますから。</div> <div>愛のない教師は正直NGです!</div> <div>愛のない平坦な授業は正直不人気です!</div> <div>誰かや何かを好きになる時の愛とは異なり、先生に必要な《教育上の愛》を言葉で表すことはかなり難しい。</div> <div>一言や二言でなんて、到底表せるものではありません。</div> <div>私の文才が足りないだけでしょうか…。</div> <div>ですから私 【星 茉莉愛】は、言動のほうでこれからも誠心誠意頑張っていきたいなぁと思っています!</div> <div>「勉強は好きじゃないけど、塾に通うのは好き!」</div> <div>それでいいんです。</div> <div>ここからなんです。</div> <div>1人でもたくさんの《楽しい》をGETすべく、星 茉莉愛は今日も頑張ります。</div> <div>written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)</div> <div><strong><em>講師・講演・取材等依頼も受け付けております。</em></strong></div> <div><strong><em>また親御さん等からのお悩み相談ももちろん完全無料で募集中!</em></strong></div> <div><strong><em>どなたさまでもお気軽にご連絡くださいませ。</em></strong></div> <div><em><strong>《転載も大歓迎》です。</strong></em></div> <div><em><strong>その際にはコメント欄に一言お願いします。</strong></em></div>

2017年04月23日

教育は愛である!

教育は愛である!



この言葉は私の中学校時代の担任の先生の言葉です。


あれは中学校3年生の卒業間近でした。


卒業式を翌日に控え、担任の先生はクラスのみんなに手紙をくださいました。


どんな手紙だったのかというと、A3サイズの紙に手書きで書いた心からの贈る言葉をピンクの上質紙に印刷されたもの。



約40人のクラス。

こんなにも1人ひとりのことを真剣に考え、本気で想っていてくださったのか・・・


その時も、また卒業後も…

読み返しては感謝の気持ちや懐かしさがあれもこれもよみがえり、何度も何度も家族で涙していたことが、今でもつい昨日のことのように思い出されます。



O先生という男の先生でした。

担当教科は理科で、たしか女子テニス部顧問をされていらっしゃいました。


そう、理科の先生だったのですが、当時『英語が一番得意!』とか何とかおっしゃられていたような・・・。




理科・・・英語・・・そしてそんな人を感動させる“贈る手紙”を綺麗な文字で書ける・・・・・

O先生はきっと国語もお得意だったんだな~!!

理科の先生でありながら文系だというようなことも聞いた記憶があるので。



何でもお出来になる中学校の先生・・・そんなO先生を私は当時も現在も尊敬しています。

中学校の先生でも全員が全員マルチ教師じゃないわけですから。



例えば私が過ごした中学校には、数学が大の苦手で計算すらあやふやな実技科目の先生や、国語は不得手と言っていた数学の先生など、そういう先生ももちろんいました。

全員がそうだというわけではありませんが。



いゃ、いて、普通です。

担当教科以外無理~!という先生がいることは、ごく普通だと思います。


先生も人間ですし、得意・不得意は当然あります。


むしろ《1つの分野をきわめた方》、それが中学校や高校等の先生ですから、それでいいのです。




が、O先生はオールマイティーだった!

スゴい!

勉強はもちろんのこと、部活や生徒・生活指導、その他諸々…



全てにおいて何でもさらっとお出来になる先生だった!




まさに



先生中の先生!!!!!




私が思う理想の教師像であります。




その先生がみんなに配ってくださった、ピンク色の上質紙。


途中からは名簿順で各生徒に贈るメッセージが丁寧に綴られていました。



生徒の名前は、O先生が通常教室で使っていた馴染みのある呼び方で。


呼び捨てかニックネームでした。




そんなところからも温かみを感じたあの時・・・。




あえて○○さん!とか○○××さん!という苗字やフルネームより、1年間毎日耳にしてきた呼び名で書かれていたほうが、やはり断然心にきます。

そういうものです。


そして思い返せば、卒業後に読み返した時も、その呼び名効果でより一層、先生の声や表情とともによみがえってきました。




クラスのメンバー1人ひとりへのメッセージの後、全員へのメッセージ、さらに卒業に向けての想い、クラスの担任としてこのクラスと離れる今思うことなどが書かれていて、最後の最後に!



教育は愛である!



このフレーズが書かれていました。



こんなに長く書いてしまったけれど、どうしてもこの言葉をみんなに伝えたかった…というような話ではなかったでしょうか、たしか。




《愛》って凄い言葉ですよね。


いろいろな意味を持つ言葉でもありますし、考えてみると実は物凄く深い言葉であると私は思います!



私なりに解釈して書きます。




愛。

誰かや何かを好きになり、心から愛する。



愛。

家族愛。



愛。

日常生活の中でその都度遭遇する、物や場所などへの心。




そして、



生徒1人ひとりのことを本気で考え、自分のことのように皆を本気で想い、あらゆる面において熱く指導や助言をする先生!!



それもまた何よりもの


《愛》


だと私は思うのです。




O先生が書かれた《愛》は、最後のこれでしょうね、きっと!




《愛》って、好き嫌いに対して使うだけの言葉ではないんです。




で、今回のテーマである《教育は愛である》について、頭では思っていても、それをどう言動で実行したら良いのかなかなかわからない先生もいる現実。


どうしたら生徒や保護者に愛される存在になれるのか等、関わり方についてもいろいろ悩んで、結果ノイローゼになってしまう確率が高いのもまた《先生》という職業。




先生になりたい!と志すと、まずは《皆に慕われる教師》に憧れ、その憧れを現実にしたいと強く思うケースがほとんどだと思うんです。


しかしながら、新採用として仕事を始めると、それまでの理想と、直面したまさかの現実とのギャップに悩み、独りで病む…。





そういえば、ノイローゼになって「一身上の都合により退職」された国語教諭もいらっしゃいました。


ここでのお名前は《ネクタイ先生》としましょう。


ネクタイ先生は私の中1時代の教科担任で、個人的には10段階中の10を付けてくださった最初の先生でした。


ですから、ご退職のニュースはかなりショックだった…。


ただ、その先生の精神的なご病気というかご病状というか日々の言動というか顔色というか噂というか…


だいぶお辛い状態で、しかもそうとう危険な状況に入ってしまっているなぁ…ということは当時、かなり早い段階から感じとれてしまっていて、そのことについて毎日友達とこっそり話をしていました。


こんなことを言ってしまってはいけないのですが、当時友達との欠かせない話のネタ状態で…。


それが日に日に悪化しているのがまたリアルなので、本当に大丈夫なのかなぁ?と心配しつつ、毎授業観察しておりました。



私たちは女子だから特にそういうガールズトークが好きなのかな!なんて心のどこかで思いながら過ごしていたのですが、ある日、市内トップ高校を狙っていた口数の少ないガリ勉少年が授業中、信じられないくらいの勢いでネクタイ先生を《口撃》していたので、その時に、


「あ、生徒はみんな感じてるのか。私たちだけではなく…」


とわかったのであります。




まぁあそこまで言動に出てしまっていたら、むしろ気付かない派がほぼ0だったかとも思いますが。




先生のお仕事って苦労だらけなんだなぁ…とその時に私はまず知りました。




話が脱線してしまいましたが。



そういう心身ともにかなり大変な先生という仕事を《明るく》《楽しみながら》できること。


言うまでもなくそれには生まれ持った性格も関係するとは思いますが、困難なくできることは決して当たり前ではないと思うのです。



だから、笑顔で、愛をもって、生徒や保護者と同じ目線で、日々努力しながら教師業に長く励める先生の存在は、ある意味貴重といえるかもしれないですよね。




世の中には、



教員≒ノイローゼ



という式が成り立ってしまっている部分もありますから。




愛のない教師は正直NGです!


愛のない平坦な授業は正直不人気です!




誰かや何かを好きになる時の愛とは異なり、先生に必要な《教育上の愛》を言葉で表すことはかなり難しい。


一言や二言でなんて、到底表せるものではありません。


私の文才が足りないだけでしょうか…。




ですから私 【星 茉莉愛】は、言動のほうでこれからも誠心誠意頑張っていきたいなぁと思っています!



「勉強は好きじゃないけど、塾に通うのは好き!」



それでいいんです。

ここからなんです。



1人でもたくさんの《楽しい》をGETすべく、星 茉莉愛は今日も頑張ります。





written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)


講師・講演・取材等依頼も受け付けております。


また親御さん等からのお悩み相談ももちろん完全無料で募集中!


どなたさまでもお気軽にご連絡くださいませ。


《転載も大歓迎》です。

その際にはコメント欄に一言お願いします。
posted by 【現役女性塾講師ライター】 星 茉莉愛 at 13:04| 東京 ☁| Comment(0) | 塾講師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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