普通に考えて、こんなことがあって良いのでしょうか?
お金払ってるんだから、何言ってもあり?
それは違いますよね。
絶対に違います!
先生に逆らってはいけない以前の問題で、大人に逆らってはいけません。
ましてや、講師は他人です。
学校の先生も生徒に逆らわれたらそれはそれで困り果てるでしょうが、塾講師は学校の教員よりそのあたり免疫がないので、本当に落ち込みます。
私なんて落ち込みすぎてもはや泣き出してしまいそうなメンタルです!
どうしてくれますか?
今回もまた実話です。
星茉莉愛のブログは実話だけが綴られるものですからね。
当然ですが。
星茉莉愛の中で、1つの事件が起こりました。
犯人は、とっても性格が荒くて落ち着きも全くなく、勉強大嫌いでただ親に無理矢理通わされている感じで、さらには超暴力的小学校1年生の男子生徒です。
申し訳ありませんが、彼の呼び名を以降、悪ガキとさせてください。
失礼承知です。
それくらいにメンタル、きてます。
つまり、激しくショックを受けています。
自分で言うのも申し訳ありませんが、私は塾の生徒の99%に慕われている塾講師です。
自分の思い込みとかではありません。
客観的に見てもわかる、本当の話です。
おかげさまです。
本当に感謝していますし、大変ありがたく感じています。
言うまでもなくこれって当たり前のことではないから。
だからこそ尚更嬉しく思っています。
しかし!!
その悪ガキにだけは、徹底的に嫌われているようです。
初対面からね。
それがあまりにヒドい話なんですよ。
6歳の子どもの言動とはいえ、とてもとても許しがたい!
大人ですし私はキレませんが、一般的な大学生講師とかならキレて、サシでバトルしても仕方ないレベル。
社会人講師でも普通はキレるかもしれません。
それほどです。
私はケンカとかリアルに無縁な人間で、つまりケンカなど本当にやったことがないので言いたい言葉も飲み込めますが。
あれはヤバい!
悪ガキが数学年上の生徒たちに半強制的に着席させられた頃、私は隣の生徒を指導を必死に行っていました。
受験生の指導でした。
ですから、受験生を優遇するわけではありませんが、当然アツくアツく指導していました。
どの生徒にも気合いを入れていつの時も指導していますが、対受験生の時はさらにその何兆倍も気合いを入れて行います。
私だけではなく、恐らくこれは業界全体の常識ですよね。
受験生にさらなる気合いを入れてもらい、意識的にも、より気持ちを引き締めてもらいたいと思うから、講師陣も自然とそうなります。
数分後、受験生の指導がようやくキリの良いところまでいったため、受験生には次の指示を出し、私はその悪ガキのほうを向きました。
向くまでのほんのわずか数分の間も、悪ガキは、
何度も席を立って暴れまわろうとしたり…
自習中だった数学年上の女子生徒集団(以下、「女先輩ズ」)に暴れ行動を止められたり、立たないように全身を押さえつけられたり、勉強道具を準備しておきなさい等命令をされたり…
人に対して遠くから鉛筆の先をダーツの矢のように向けて狙いを定めたり…
汚い言葉や生命に関わるような言葉を平気な顔で吐いていたり…
まぁホント、こちらが受験生に行っている説明の集中力を邪魔するくらい暴れまわっていました。
これまでその悪ガキを担当したことは1度もなかったものの、その悪ガキが初めて塾に現れた日から早くも落ち着きがなかったことや問題児であったことをなんとなく知っていましたし、
さらに、様子を見なくても声やざわつきだけで普通ではないことがわかっていましたので、
私はあえて!
悪ガキのほうを向いて最初の挨拶をするタイミングから意識的に明るく楽しい表情を作るべく、目をパッチリ見開いて、ちょっとふざけたような明るいような笑声で、
こんにちはっ!んふふっ!笑
と言い、悪ガキを見つめました。
すると、すかさずこうリアクションが…。
『あんたの顔、嫌い!
あんた、変な顔!
だからあんたの授業イヤだ!
受けたくないから受けない。受けないからね!!』
2◯年生きてきて、人に初めて言われました…。
「顔が嫌い」「変な顔」って。。。
いや、美人とかが程遠いことはわかっています。
でも、たぶん可もなく不可もなくの標準でしょう…。
悪ガキが言う「変」は、これまた程遠いですよ(笑)
目はもともと結構大きいほうで、塾講師の仕事中に関しては私、スッピンでずっとやっています、18歳からこれまでずっと。
そうそう!
大学でも100%スッピンでしたし、今でも買い物は100%スッピンです(笑)
残念ながら自信があるのではありませんが、まぁスッピンでも普通に生きてはいけます、たぶん。
メイクももちろんする時はちゃんとします。
しますけれども、ファンデ等顔色補正系数種類だけ…かな!笑
色白なので相応しい色白用等を厳選して←
ちなみに、
リップはほぼしませんし、
一時期、超有名メイクアップアーティストのブランドマスカラにハマっていたことがあったのですがジャイアンツの杉内投手のような写真うつりになるためやめましたし(笑)
→もちろん杉内投手批判ではありませんよ。
女性が杉内投手化するのはいかがなものか、という意味です。
あと、眉毛もちゃんとあるのでアイブロウは不要ですし、(持ってはいるけど)
アイライナーも使わないですし。
つまり、メイクしてもあまり変わらないんですよね、パッと見。
大激変できる女性がマジでうらやましいです!!
そんなスッピン万歳な私 星茉莉愛。
とはいえ、ハッキリ言います。
ブス等の罵り言葉は1度も言われたことがありません!!!!!
残念ですが、この悪ガキに初めて言われました…。
酷すぎます。
心に深い傷がつきました。
幼い子からなんだから軽く注意して受け流すとか、そんなことができるレベルではもはやありませんでした。
言葉を重ねてくるごとに、どんどん悪ガキの目の本気さがエスカレートしていったんです。
出会って1秒目の時点から、心の底から人を憎んでいる、ふざけの欠片もない視線で私の顔を直視し、『あんた、顔が嫌い!変な顔!』と何度も。
子どもの目じゃないんです。
完全に大人の目…。
それもよろしくない組織にいる大人かのようなリアル悪の視線!!
そして、まぁこれ以上はあえて詳細を書きませんが、さらにさらに人を嫌な気持ちにさせ落ち込ませる、その後も引きずらせるほど失礼な言葉を引き続き言い放ってきました。
顔同様、身体のある部分をまた嫌って口に出し、それをさらにまた別の言葉で置き換え、置き換えた言葉を2度も3度も繰り返しながらひたすら睨み付けてきていた・・・・・
凄まじいレベルの本気顔で。
私がやわらかく「そ…そんなことないでしょ?それはないって。だって言われたことないよ?」って言っても、罵りというかその嫌がらせフレーズをやめない。
さすがの私もちょっとプチッときそうになりまして、ついに言いました。
「ねぇ、思ったんだけど、実はキミがそうなんじゃない?そうだから逆に先生にそういうこと言ってくるんじゃない?」と←
するとどうでしょう?
嘘みたいにパタっと止まりました!
私が返した言葉はなんというか、慌てて無理矢理思いついたもので、後々思い返してみたら結構こじつけというかバッチリの返しではないんですよね(汗)
大人が聞けば少し違和感のあるもの…。
ですが、いくら悪ガキでもやはり6歳は6歳なので、深い部分まで気にしなかった…耳にとまらなかった…これ幸い。
まぁ、言われたらどんな気持ちになるのか?
人の生まれ持ったものを指摘するということは、どれほど酷いことなのか?
今のうちに一度体験してみませんか?みたいな。
逆の立場を感じさせるためにも咄嗟にした発言なんですよね。
はぁ…これでようやく勉強に集中してくれるかな?
そう思ったのも束の間!
嫌がらせ第3弾、数分後すぐにきました。
『オマエの似顔絵描いてやるー!紙ちょうだいよ!』
「ダメだよ、授業中でしょ?」と1~2回は言いましたが、全く聞いてくれずそればかりなので仕方なく通常授業で説明に使う紙を渡すと…
『ダメだよ、こんなの!書く場所ないもん。違う紙くれよ!オマエの顔描けるから。』
・・・ワガママも酷い悪ガキなんですよね。
B4用紙半分くらい白い部分があったのですが、それじゃあダメなんだそうです。
学校で使う自由帳の感覚でしょうか?(笑)
そろそろめんどくさかったので、片面真っ白の紙を「はいはい、これなら描けるでしょ?絶対描けるよ!」と渡すと描き始めました…。
6歳とはいえ、わざとめちゃめちゃに描いているのが見え見えでした。
中でも目が印象的なのか、宇宙人のようにありえないくらい飛び出して半分流れ出した?みたいな目を描き、『オマエこんなだよ!目が!』と。
・・・プッツンしそうでしたが必死に抑え、「そんなではないと思うけどね(笑)しかしながら私の顔描いてくれるのかぁ!嬉しいな!」と悪ガキの荒くなった気持ちを落ち着かせたく、私は言いました。
悪ガキ、私の顔を2回くらい描いていまして、一旦輪郭とありえないレベルの目を描くと描いている鉛筆で真っ黒にぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃー!っと雑に消しては破るんですけどね。
「あら?せっかくの絵を破ったの?」と言うと、『あんたなんか血だらけだよ、もう死んだから!』とか。
何から何まで酷い子なんですよね。
子どもだけどやっていることや言っていることが許せない内容。
これだけでも十分傷ついていましたが、これ、また序章でした。
長くなりましたので続きはまた次回。
written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)
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