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2017年12月03日

子どもの声を聞いてあげて!

いつの時代も、学習塾に通わせる親御さんは、


集団塾に通わせればさらに優秀になり、競う力や速さが身に付く!

個別塾に通わせれば苦手科目の克服に向けて丁寧にコツコツ学習できる!



そう考えているケースが多いものです。



ところが実際の子どもの声はどうなのでしょうか。


ネットで調べてみると、最悪心身にリアルな支障をきたすほど1人で悩んでいる子どもたちがかなりたくさんいたのです。


悩みがあるけど親には言えないとか、冬期講習中だけと思って無理しながらダウンしてしまったり・・・。



以前、私星茉莉愛は、「集団塾にも個別塾にも、それぞれに良さがある」という話を書きました。


その中で、塾選びにも講師との相性にも合う合わないがありますから、、、という件について述べました。



先ほどもちらっと触れたようにネットサーフィンをしていると、塾選びについてやはりお悩みがあるようで、しかもこの時期特に多い様子。




それぞれの塾形態に関するお悩み項目を私星茉莉愛がオリジナルで考えて、アンサーもつけてみたいと思います。




【集団塾に関するお悩み】


①常にプレッシャーをかけられて辛い。

⇒集団塾の特徴ですね。
気が強い生徒などには良いことなのですが、そうでないとなかなかキツいことです。

集団塾の中でも進学塾になればなるほど、その傾向が強まりますね。

プレッシャーが厳しすぎる場合は、そうしたことがほとんどない個別塾を覗いてみてください。




②単元によって理解度にばらつきがあり、集団授業だと理解できる内容とほとんど理解できない内容がある


⇒ありますね、これ!
誰しも得手不得手があり、あって当然なのですが、塾に通うとなった場合、こういう生徒は個別塾をオススメします。

個別塾であれば、「この単元は理解がきつそうでなかなか解けないから、じっくり時間をかける」「この単元はかなり得意そうだから、バンバン進む」ができますからね。



③休み時間などにクラスを乱す生徒がいて不快。

⇒集団塾ならではですよね。
「それが学校の延長のような気がして緊張せずに過ごせるポイント!」という生徒もいるのですが、逆に「騒がしかったり周りを気にしたりするのは学校だけにしたい…」という生徒もいます。

後者の場合は個別塾をオススメします。




④テストが嫌!

⇒そうですね、これもまた「テストは学校だけでお腹いっぱい…」というタイプの生徒がいます。

競争心やスピード力、試験慣れをしたい場合は、模試なども頻繁にある集団塾が向いていますし、いやいや、テストなどを強いられたら学校の勉強にまたプラスで準備しなきゃいけなくなるから、絶対に嫌!という場合は個別塾が向いています。



⑤成績でクラスが決まったりもするから、友達にレベルを知られて、辛い。

⇒これについては、成績の高低問わず意外とある話です。

普段仲良くしてはいるけど、学力ランクは秘密!という友達もいると思います。
しかし同じ進学系集団塾に通うと、クラス分けでそれなりにお互いわかってしまう。

ストレスになったり、恥ずかしくなったり、なんだか申し訳なくなったり…

成績を知られたりすることが嫌!という場合は個別塾に行かれるのがベストでしょう。



【個別塾のお悩み】


①1対1~1対3というシステムは緊張しすぎるので、無理。


⇒そうですね。
塾により、先生1人+生徒1~3人と少し幅はあるのですが、学習自体は1対1のマンツーマンのような感じですもんね。

これは個別塾の最大の特徴です。

この感じに耐えられない場合は、集団塾が相応しいでしょう。



②ガヤガヤうるさい。

⇒個別塾を知らない方からすれば、「え?個別塾は静かなんじゃない?」というイメージかもしれませんが、それは違います。
静かなのはある意味、集団塾のほうなのではないでしょうか?
集団塾なら先生の声は響いていますが、あくまでも「授業中」ですから、基本は静かに聞き、考える時間は皆が考え、発言する時間は発言する、というように決まっていますからね、ある程度。

個別塾の場合、学年も科目も進度もバラバラですから、自分が考えている時にあちらこちらで説明の声が聞こえている…ということは当たり前です。

話し声があると問題が解けない…という場合は個別塾だとキツいので集団塾に行ってみることをオススメします。



③雰囲気が緩い。

⇒個別塾は基本的に緩めです。
良い意味でですけどね。
ゆったりしているのです。

もちろん全員ではありませんが、勉強が苦手だったり何か苦手科目があったり…という生徒もたくさんいますから、個別塾はどこもアットホームな雰囲気だと思います。

殺伐とした環境に身を置きたい場合は集団塾が良いでしょう。



④テキストレベルが高くない。

⇒得意な科目はそう感じるかもしれません。
基礎から~標準レベルが一般的ですからね。

どの生徒にも「できる!」の感覚をつけてもらいたいという想いや基礎固めをしてもらいたいという考えもあり、そうなっているかと私は個人的に思います。

ただこれについては、たとえば私立など独自カリキュラムの学校があったりもしますし、使う教材を絶対に変えられないというわけではないんですよね。

個別塾は個別に対応することを特徴の1つにしていますから、遠慮せずにその旨伝えれば解決できるかと。



⑤テストがなく、気合いが入らない。

⇒そうですね。
テストなく、それぞれのペースに合わせて進めていくのが個別塾ですから、確かにテストは基本的にはないと思います。

ただ希望すればもちろん小テストなどを習慣化することは可能です、それもまた個別対応ですから。

本格的なテストを求める場合は集団塾に入ることをオススメいたします。




・・・・・集団塾も個別塾も5つずつお悩みとして挙げられそうなテーマを考え、星茉莉愛なりの答えをまとめてみました。

いかがでしょうか?


もちろんこれ以外にもお悩みはいろいろあるはずです。



上記ケース全てを見るとおわかりいただけるかと思うのですが、

集団塾と個別塾はどちらにもメリットがあり、どちらにもデメリットがあるのです。


だからこそどちらも欠かせないものとして成り立っている!



近々冬期講習も始まります。

塾選びの際は、希望する細かいポイントを書き出し、塾形式に合うかどうかをしっかり慎重に分析の上、ご検討くださいね!


そしてどうしようもなく迷ったら、星茉莉愛ですよ(笑)
アドバイスいたします。



この記事もまた、どこかの誰かの力になれますように☆
posted by 【現役女性塾講師ライター】 星 茉莉愛 at 19:33| 東京 ☁| Comment(0) | 塾選び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

体験授業ラッシュ!

こんにちは。
11月も半ばになりました。

徐々に後期中間テストの結果が出揃ってきた生徒さんも多くなってきているのではないでしょうか?

…ニコニコ?(^○^)
…ションボリ?(/。\)


また、今週来週あたりからテストウィーク突入!という生徒さんもいらっしゃると思いますので、これからの場合は前回更新した《テストのコツ》についての記事も息抜きがてら参考にしながらファイトしていただければなぁと思います。



・・・いずれにせよ、せーのっ!

『困ったら星茉莉愛♪』

ですよ?(笑)


勉強に限らず、何かつまずいたり少しでも不安事や悩み事、考え事があったら、迷わず私へ!


私は「救うーまん」なので。
救う+woman・・・私…星茉莉愛の思いつき即席造語ですっ!笑

※使用権は今のところ星茉莉愛所有です。
パクりたい際は遠慮なくご一報を。
喜んで言葉をお貸し出しいたします←


来年の流行語大賞2018にノミネートしてくれても良いですよ!笑

今度こそは星茉莉愛が生み出したワードとしてwww

あ、使い道がないか。



・・・以前、《ロールキャベツ男子》という例え言葉を使って書き物をしていた時期がありまして。

まぁ言うまでもなくそれは無名の書き物だったんですけど、にもかかわらずそれからわずか数ヶ月後…

もう当たり前のように《ロールキャベツ男子…ロールキャベツ男子…最近何気に話題になっているんですよね~!そして多数派だったりもしますし!皆さんの周りではどうですか?》


とかあらゆるメディアで話題になりまくっていた件。


その頃、流行語大賞にもノミネートされなかったっけ?



『いい加減にしてよ~、ない頭を捻って私が一所懸命考えたんだから~!』って事実を知る母に日々訴えていましたが。


私と同時期に誰か有名人さんが生み出したorメディアによって自然生産されたならし仕方ないですけどね(笑)





そう。
まぁそんなことは置いといて…。


私は人の幸せが何よりも大好き。

1人でもたくさんの人を幸せにしたい!
笑顔をいっぱい咲きほこらせたい!

そのために毎日頑張っているわけでして。



その分、この時期はプレッシャーもスゴいですね。
生徒さんたちからそれぞれテストの結果を聞く瞬間…その都度それはもう自分の当時のこと以上のドキドキバクバクなのであります。



さて。
先日、無料体験授業を担当させていただきました。


またまた無事入塾。
本当に嬉しかった。
星茉莉愛、本当に本当に嬉しかった!!


ありがとう。
星茉莉愛、より一層頑張ります。



でね、その生徒の入塾理由がまた格別に嬉しかったの。


皆さん、聞いていただけます~???



今回入塾してくれた生徒を《A子》、

これまで星茉莉愛が担任をしてきている中のとある生徒を《B子》とし、

入塾理由の話を進めていきます。



今回A子さんが入塾してくれてから教えてくれた話なのですが、

・A子とB子は小学校から大の仲良し!
・A子とB子は現在クラスが違うものの、学校でよく話すしよく遊ぶ間柄!



A子『ねぇねぇ、B子~!
B子って塾行ってるんだよね~?』

B子『うん、行ってる行ってる!


A子『どう?その塾…』

B子『あ、あのね!
塾も先生もすごくイイよー!』

A子『まじで?
実は私、受験に向けて塾を探しているんだ~。
だからB子が通ってる所はどうかなぁ?と思って・・・』

B子『あ、そうなの~?
うん、本当にいい!うん、結構いい!』

A子『そうなのか~!
じゃあ…今度私、そこの体験授業申し込んでみようかな!』



・・・・・そういうことのようです。

B子さん、なんて素晴らしき神なの~?
めっちゃ最高のクチコミを言ってくれたのね~B子さん!!

B子さんがそこまで満足してくれているということもひょんなことから知れて、良かったです。



いつも書いているように贔屓とかしない私だけど、神的クチコミを言ってくれたらしいB子さんのこと、私この先ちょっぴり力の入れ方、プラスしちゃうかもしれない(笑)

いつも心からMAX的授業やっているけど、もっともっと頑張っちゃうよ?(笑)



ありがとーう、B子さま!

そして、体験授業を受けて『私もすごく良かった!』と即入塾してくれたA子さまも・・・・・ありがとーう!



B子さんにもA子さんにも、幸せが訪れますように…☆




みんな、みんなみんな!

いつもありがとーう!!



星茉莉愛は今日もみんなのために、誠心誠意尽くします!
posted by 【現役女性塾講師ライター】 星 茉莉愛 at 01:41| 東京 ☁| Comment(0) | 塾選び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

第1回お悩み相談室【塾通い】

今回から、ネット上のQ&Aサイトに投稿されたリアルお悩みに星茉莉愛が包み隠さず答えていく企画も始めたいと思います。

不定期で、たぶん毎回ではありませんが。


・・・実は星茉莉愛、以前からそのサイトのヘビーユーザーでして、近年は特に回答者の立場で参加しているタイプ。

それで、いわゆるベストアンサーも結構いただいているんです!
ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ

最近も随分回答者としてはびこらせていただいている人間の1人(笑)



そんなわけで、いきましょう!

題して、【現役塾講師★星茉莉愛★のお悩み相談室!】




はい。
では、記念すべき第1回はこちらのお悩みです!

~~~~~


塾をやめたいです
理由はいく必要性を感じなくなったからです。
やる気がある人は塾に通わずともいい大学にいけるし、やる気がない人は塾に通っても落ちます。
そう思ってから塾に行く子が嫌になりました。
授業料も安くないので早めにやめたいです。
また、個人経営なのでしっかり話をつけなければいけないです。

なので上記の理由をやんわりと納得されるような言い方を教えてください
また嘘でもいいので平和に解決出来る理由を教えてください(勉強の必要がない進路に変更したなど)

https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q11178032346

~~~~~


うーん。
結構ありがちながら難しい悩みですね…。

ちなみに補足を拝見したところ、高校2年生だそう。

まさにいろいろな意味で考えることが多くなってしまいそうなタイミング…わかります。



1つずつ考えていきましょう!


『塾をやめたくなった』その理由が

必要性を感じなくなったから



おっ!
ありがちですね。
実をいうと私自身、これ自体は中学時代に同じことを思った人間なので。

私の場合はそう思ってからしばらくして、まずは1つの進学塾(個別コース)をやめさせてもらい、もう1つの個別塾はほぼ契約のみの状態で、つまりほとんど通わず、授業料は変わらず払い続けて、中学卒業→高校合格までいきました。


私が塾を必要と感じなくなったのは、


①個別塾ではあったものの、各ブースからガヤガヤ雑談がうるさく、集中して勉強できる雰囲気ではなかったから。

→私にとってはそれが合わなかった、という意味です。


②講師がチャラかったり、レベルが足りていないことを全面に出していたり、社員講師は逆に図々しかったり…不快で疲れるだけだったので。

→私にとってはそれをそう感じた、という意味です。
チャラい講師が大好きな子やイケメン講師にぶら下がっている子はそのあたり楽しそうでしたけどね。


③苦手教科を克服するための時間を取るのが時間の無駄と思ってしまうくらいに得意教科に力を入れていたから。(家庭学習で)



弁論等、発表をするほうの大会やその準備で日々ハードスケジュールで、学校の授業すら途中で抜け出さなくてはいけないほどだったから。


④学校の授業や放課後の大会練習だけですでに全体力を使い果たしていて、フラフラヨロヨロ余力ゼロだったから。




ならばまぁ塾自体やめてしまえば良かったわけですが、ただ周りがほとんど塾通いを当たり前にしている地域だったので、やはり完全にやめるというのは不安で。




それで質問者様は続けてどんなことを書かれているのか、見ていきましょう。


『やる気のあるなし』に完全によるから…との判断ですよね。


うーん…これについてはつまり、、、


・やる気があれば塾なんか行かなくたって志望大学に合格できる!

=学校の勉強だけで志望大学に余裕で合格 できる学力がある。


・やる気がなければ塾に通っても成績が落ちる!

=塾に行ってもやる気がなければ頭に何も入らないからお金の無駄。



どちらかですよね。
質問者様はどちらなのでしょう?



例えば前者のやる気ありタイプ!の場合。

優秀なのか、志望大学のランクには十分な成績という意味なのか、にもよりますが。



以下のように申し出ましょう!


『今後についてなのですが。

模試なども受けながらいろいろ考えた結果、この先は学校の勉強と家庭学習だけで志望大学に合格できそうだなというメドがつきました。


学校の先生からも「今の成績なら結構余裕だから、キープすれば大丈夫!」と言われていますし、家族とも相談し、退塾させていただくという結論に至りました。


志望大学に合格したら必ずこちらにまた連絡させていただきますし、合格できる自信もありますので、とにかく合格すること+その報告をすることをお約束させていただきます。


今まで大変お世話になりありがとうございました。


また、ないとは思っていますが進路が変わったり何か困った時にはお世話になるかもしれませんがよろしくお願いいたします。』



・・・できたっ!
名テンプレ(笑)

コピペしてくださいね、脳内に。

もちろんアレンジで状況に合う言葉を加えたりしていただいたほうが良いかと思いますが。


これなら個人経営の塾でもカドはたたないですよ、大丈夫です!



そしてもう1つはその逆。
やる気がなしタイプ!の場合。


このケースはねぇ…

まぁお金の無駄といえばまぁ無駄なんですけれど、もしそうならば初めから『私はやる気がないから行かない。行っても意味がないから。』と家族に話すべきなんですね。

初めはやる気があったとしても、やる気がなくなった時点で

言いにくいけど、塾ではいつもやる気ない感じになっていて(理由を詳しく話した上で)明らかにお金の無駄になってるからやめさせてほしい。その代わり家でしっかり、これまで以上に勉強する考えがあるから!』

と話すべきなんです。



それを家族が納得・承諾すれば、家族の大人…つまり親御さんあたりから上手く退塾したい旨を塾側に伝えてもらえるはず。

高校生とはいえ、まだ未成年です。

何も全て自分で行う必要はありません。



相談者様が親に隠して勝手にやめたいとかなら別ですが。

その場合はたぶん親に、『いきなり引き落としがなくなったけど、どうして?』と聞かれ、怒られますけどね(笑)


そんなことをする子は完全に不良息子か不良娘でしょう←




で。

どうしても気になることがあるんです、ご質問者様の文章の中で。

皆さんの目も止まりましたか?

質問の最後です。



勉強の必要がない進路に変更したなど



・・・というフレーズ。


例え話なら良いのですが、しかしそうだとしてもこの例えを挙げてしまうのは…



人間って不思議なものなんです。

最後の最後…とか、例えばですけど…といったような場所・・・つまり《どうしても言いたい箇所》に本音が出てしまうものなんですよね。



嘘でしょ~?って思った方!


本当です。



星茉莉愛、文章的心理学は意外と知っているつもり。


というより、それを知らずに指導などできません(笑)

普通に生きている中での独学ですが。



例え話を2つ書いた場合は、2つのうちどちらかが本音、もう1つは完全な例え、という感じだったりしますし。



だから面白いんです、文章って。

だから大好きなんです、作文が。



話を戻しますが、星茉莉愛はその例えを読んで、「この質問者様はもしかして、やる気がなくなってしまったほうなのかな?もしかして…」と感じたのです。


違うかもしれませんが、なんだかその可能性が高いかなと。


「塾に行かなくても成績余裕だから辞めたい!」のであれば、わざわざ質問などせず、親御さんもスムーズに納得して塾に『成績的におかげさまで全く問題なく、学校にも褒められておりますので…。塾に通う必要はなさそうだと家族で判断いたしました!』と言ってくれるだろうと思います。



でもそうはしてもらえない…。


やはり、残念ながら質問者様はやる気がなくなってしまい、塾をやめたいのかな・・・と


それだと

《成績が下降or変化なし》

ということでしょうから、親は塾をやめることを恐らく認めない。

当然です。
親は我が子の成績を良くするべく塾通いをさせるわけですから。


もし今の塾に不満があったり、授業内容等が不一致なのであれば他塾に乗り換えさせる親は結構います。

ただ、成績が上がらないからと塾をやめさせ、その後どこにも契約せず放置する親は少数派ですし、本来そういうのは親じゃない。

子どもを持つからには責任がありますからね、教育面も。



そんなわけで、

本当のところはわかりませんが、やる気がなくなってしまい塾を辞めたくて、それでモヤモヤしている可能性が高いかな!と星茉莉愛的には感じました。


塾は・・・


まぁ高2という重要な時期ですからできればお世話になってきた今の塾を続けたほうが良いと思いますが、


保険のように、一度見直し!

これをしてもらいたいと思いますね。


星茉莉愛 流、見直しのポイントは・・・


①個別or集団など、学習スタイルが本当に合っているのか。

②講師との相性は合っているのか。

③得意科目は伸ばせているのか?
それは塾で学習している科目なのか、独学の科目なのか。

④苦手科目の学習は塾の進度についていけているか?
レベルが高すぎるor低すぎて合わない…といったことはないか。

⑤やる気がなくなってしまったのは、本当に塾なのか。
それとも勉強自体嫌になってしまったのか。




以上5項目です。

他にもあらゆる角度から見直しをするべきですが、まずは。



大切な時期なので、どうか判断を間違えないでもらいたいなぁと思います。


星茉莉愛、応援しています!




written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)


講師・講演・取材等依頼も受け付けております。


また親御さん等からのお悩み相談ももちろん完全無料で募集中!


どなたさまでもお気軽にご連絡くださいませ。


《転載も大歓迎》です。

その際にはコメント欄に一言お願いします。
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2017年08月02日

夏期講習受講コマ数

暑いですね!
皆さん、夏期講習は始まりましたか?

始まりましたか?どころか、もう始まって半月近く経とうとしていますよね!!


学校の夏休み開始と同時に塾の夏期講習も始まる、そんな所が大半かと思います。



今日は、

一体、何コマ夏期講習をやるべきなのか

ということについてお話いたします。



…といってももう始まっちゃっているから・・・という段階でしょうけれど。




遅くなりまして申し訳ありません。




それで、結論から言いますと、


1科目につき最低5コマ


でしょうか。



これは私 星茉莉愛 だけの考えではありません。
業界内での一般的な最低コマ数でもあります。


では何故、少なくても5コマ取らないといけないのでしょうか?


答えは「効率」「効果」です。



生徒の皆さん、その親御さんたち。

当たり前ですが、せっかく受講するなら絶対に「少しでも成績アップ」や「好きになる」を信じたいですよね?

そのためなんです。


5コマより少ない受講コマ数ですと、通常授業にオマケを付けた程度になってしまい、残念ながらその後の差は実感することができないケースがほどんど。


おそらく生徒さんの感覚的にも「普段の
塾通いと何ら変わらないな~!」だと思います。
変わるのは親御さんが支払う料金が数回分高いだけ。
なのに子どもの感覚や成果は変化なし…。



これって最も残念!!




貴重なお金。

せっかく払うなら。
せっかく無理して払うなら。

お金の分、成果・効果・子どもの充実感や満足感などのバックを得たいですよね?親御さん。



そう、それには《最低でも5コマ》必要なのです。



通常、週1受講ですと月4回。

夏休みは通常授業も行われながら並行して夏期講習…といった塾も結構あります からね。

その場合、単純計算で《夏期講習の5コマ分=1ヶ月+α》、それが夏休みの約1ヶ月半に加わる・・・

約1ヶ月半に約3ヶ月分+αくらいを集中的に詰め込める!


ことになるんです。




「そんなに集中できるかぁ~?」

「ウチの子、集中力とか全くないし、勉強大嫌いだし!」


と今思った、そこの親御さん。



心配ご無用です。
夏期講習などの季節講習は、むしろそういったお子さまにも向いているんですよ。

ご存じでしたか?



夏期講習というネーミングはなんだか特別感がありますが、授業時間の長さ自体は普通です。

ですから、集中力は通常通りで大丈夫!

回数をたくさん、約3ヶ月分を1ヶ月半くらいの中で一気に頑張る、それだけです。


大丈夫!



私が力を注いでいる学習塾でもすでに皆頑張っていますよ!

特に中学3年生や高校3年生などのいわゆる受験生ですと、4~5科目をそれぞれ大量コマとって受験成功に向けて励んでいるほど。

4~5科目!!
ほぼ全科目です!!

それをそれぞれ大量コマですから・・・



毎日、あたかも学校かのように通ってくれていますね、長時間!

1日3~4コマ、ぶっ通しで本気モードです♪



講師もより一層気が引き締まりますし、彼ら、彼女らのために!っていう熱い思いが増しますよね☆


生徒の皆さんには、意義のある夏休みにしてもらいたい。



楽しい夏休み!
それももちろん良いけど、普段学校があるとできない《集中学習》をして苦手を克服し頭に叩き込み、


楽しく、かつ、充実した有意義な夏休みにしようじゃありませんか!!



近年は小学生の中学受験も当たり前の状態になっていたりします、特に大都市周辺ですと。

その関係で、小4以降の生徒はこの夏、通常の授業に加えて、やはり夏期講習も頑張っているケースが多いですね!

中学受験問題などもやったりします。



星茉莉愛は今日も頑張ります!!




written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)


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2017年07月15日

夏期講習「前」シーズン

毎日暑いですね~!
7月も半ばですから当然といえば当然なのですが、年々暑くなっているような…そんな気さえするほど連日暑い!!

皆さん、夏バテなどされていらっしゃいませんか~?

一部では「冷たいものしか喉を通らなくなった…」なんていう夏バテ感満点の声もよくすでに聞きますが…



ちなみに私、星茉莉愛はバリバリ元気!
食欲も旺盛です!笑



さて、そんな今の時期。

皆さん、何の時期かおわかりですか?



そう、夏期講習のスケジュールを決める時期


です。


おそらくもうどの塾でも夏期講習の案内&希望をお伺いする用紙が配られているのではないでしょうか?



通塾させている親御さん、



もちろんもう塾から受けとりましたよね?

塾の締め切り日によってはもう提出しましたよね?



もし、


え?
おかしいわ!
ウチにはそんな紙、1枚もきていないわよ?

息子(娘)に聞いたけど、「まだもらってないから…」って言ってたし。

今年はないのかしら?



なんておっしゃる親御さんがいたら、それは・・・・・





それこそ、おかしいわっ(笑)



だってね、



夏期講習をはじめとする季節講習が行われない年なんて、100%ありません!



だから、です。


もうね、断言できますよ、これは!


塾としては待ってました!のシーズンですから。



もし「まだきてないー、そんな紙!今年はやらないんじゃない?」なんてお子さまに言われているご家庭があるとすればそれは…





嘘です。
お子さま、親御さんを隠しちゃってます(笑)




いるんですよ?実際にそういうお子さま…

もちろん勉強大好きっ子もいますから全員とは言いませんが、基本的に勉強は「やりたくない」って言われる代表格ですから、塾からの案内を隠したりしちゃう子も残念ながらいるのです。



あ、意識的に…だけではないですよ?


ただ単にカバンの中に入れたまま「もらったこと自体忘れてたー!」とか「テキストに挟まっていて最初探したりしていたけど、気がついたら見当たらないままになり忘れてた…」なんていう生徒さんもいますから、学年問わず。





生徒の皆さん!

大切な夏期講習、お忘れなく~!

人気の時間は早い者勝ちですよ☆



親御さん!

夏期講習の申し込みはお早めに!

関連のお手紙や情報はお子さんor塾に遠慮なく確認しましょう☆




皆さまの夏休みが有意義なものになりますように。




written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)


講師・講演・取材等依頼も受け付けております。


また親御さん等からのお悩み相談ももちろん完全無料で募集中!


どなたさまでもお気軽にご連絡くださいませ。


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posted by 【現役女性塾講師ライター】 星 茉莉愛 at 20:32| 東京 ☀| Comment(0) | 塾選び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

近況&巷の声

しばしご無沙汰しておりましたが…

星茉莉愛は相変わらず「元気モリモリ」で頑張っております!



正直、仕事のことで何気に悩んではいますが。

いえ、悩んでいる…といってもそう深い悩みではなくて。



ただ、迷っていることがある!


といったほうが語弊がないかもしれません。



笑わないでくださいよ???



《現職のメインとなっているこの塾講師の仕事を、もっともっと増やしたい!さらにいっぱい働きまくりたい!!
でも、これ以上空きスケジュールがない!!!》


…そういう悩み。
うーん。



以前から申しております通り、お金のために…ではありません。

いや、現在の本音を言うと、たしかに収入UPはかなりかなり望んでいますし、これって決して私だけでなく世の中の大半の人々が願いながら必死に働いて生きているわけですが。


ですよね?ですよね?
読者の皆さんもそうですよね?(笑)


現代の世の中では、言うまでもなくコレ、当然です。



生活があるもーん、今も、かもしれないけど、それ以上に《将来的な》←



うん、みんなそうですよね。

わかります。




私、実は塾講師の傍ら、他社で人事みたいな業務にも携わっておりまして、それで日々、生の声…いわゆるリアルボイスと向き合っているのです。



その中で、あるんですよ~、やはり。



今日はそうした塾講師ではない人事系の仕事の中で遭遇した【塾通いに関するお悩みエピソード】を紹介させていただこうかなと思います。


では早速!



『子どもたちの塾の月謝分くらいは母親である私が稼がないといけないので…』


『シングルマザーなので、子どもの全てを私が捻出しないといけないですし…』




そうなんですよね~、こうしたお子様関連のお悩み、すごく良くわかります。


子育てはあれもこれも本当にお金がかかる!
教育関連費はもちろんですが、それ以外にもとにかくかかる!

それが子育て。


私もあなたも、彼も彼女も!
みんな家族等に日々サポートしてもらいながらここまでこうして成長してこれたわけです(笑)


私の場合、正直ハンパなくお金も労力も何もかもかけてもらったタイプですし←




それで。

例えば星茉莉愛のブログらしく、やはり教育関連費にターゲットを絞って考えてみますね!



やはり今の世の中、《塾通い》って結構一般的ですもんね!

地域差や経済事情などにもよるとは思いますが、私自身の感覚から言えば各地域6割超の子どもたちが何らかの学習系教室に通っている気がしています。

6割超…余裕で半数以上ですね!


地域によってはさらに多く、もはや


学校で授業→部活→塾の授業⇔塾で自習→帰宅



というような『学校から直接、塾!』の流れが常識化していたりもします。
それは都会に多い話ですが。



そう、都会にありがちな子どもの姿。
それは、


よく言えば「大人で自立している」
悪く言えば「鍵っ子」



現代社会は地域問わず両親の共働き率が高いわけですが、特に大都市はこれがさらにさらに当たり前といいますか。

たとえご主人様の収入だけで十分裕福な家庭であったとしても、奥様も迷わず働きに出る!というケースが多いように感じています。

まぁ子育てしながらなので奥様は短時間のパートやアルバイトで、という家も結構ありますが、いやいや、奥様もバリバリ正社員!という稼ぎまくり一家も意外といるのが事実。



理由の1つとしては『賃貸物件で毎月家賃がかかるから』ということ。

地方に比べれば大都市の持ち家率は低いですからね。
23区内の大通りといえば中高層マンションが立ち並んでいるのが普通です。
多少の地域差はあるかもしれませんけれど。


そうです!
家賃分だけでも奥様、つまり母親の稼ぎで払いたい!という考え。

地域にもよりますが、都会の家賃相場は高めですからね。

1Kでも新築や築浅、駅近だったりすれば家賃10万を普通に超える賃貸マンションもたくさんありますから、家族暮らしのマンションならその2倍や3倍以上もかかったり…。

捻出がキツいんですよね、なかなか。
あ、実体験です(笑)



また、その他の理由としましては、『子どもの教育関連費くらいは母親の稼ぎで払いたい!』というもの。


語弊がありましたら申し訳ありません。

ある意味塾代や家庭教師代はレギュラー出費じゃないですからね。
イレギュラー出費。予定外出費。もっと言うなら「余計な出費」。

もちろん悪い意味での「余計」ではないのですが、「義務や強制ではなく、本来なくてもスルーできるもの」であるわけので、あえてこう記述しました。


日常でどうしてもかかってしまう逃れられない費用に加えてのプラス出費


と言ったほうがわかりやすいでしょうか。



『衣食住などの日常生活費は全部ダンナ持ちだけど、せめて塾代だけは私が出すことにしているので~!』という声を聞いたこともありますね。


少しでも家計を楽にすべく、少しでも家計に余裕がうまれるように…

もしくは日々ギリギリカツカツだったりローンがあるから、子育てしながらでも合間を使ってダンナに協力するためだったり…




母親の立場である人が働きに出る理由。
簡単にまとめればこんな感じでしょうか。



あ、ご主人様の稼ぎだけですべてをやりくりしている家庭もあるはありますけどね!
ご主人様が『お前は外に出るな!家で家事やってろ!子育ても任せたぞ!』みたいに言ってくれるタイプの。


きゃー、羨ましいっ。
憧れどころではない憧れですが、今の世の中、女性はこれ、期待せぬほうが良いでしょう(笑)


仮に生活安泰かと思われるプロ野球選手の妻たちでも共働きだったりしますから。

え?何故かって?


・・・スポーツって特に、いつ何が起こるかわからないですから。




再起不能のケガをしてしまうかもしれない。

まさかの若さで病に陥ってしまうケースも意外とある。

意思に関係なく、戦力外通告等で辞めざるを得なくなるパターンも多い。

そしてなによりも、いくら高額年俸をもらっているとしても選手でいられる期間って長くはない…個人差はありますが、長くても40歳前後がMAXだったり。
早ければ20代での引退もありますしね。



だから、稼ぐ!

今安泰でも、夫婦共働き!



そうなんです。

まぁプロ野球選手に限ったことではありませんが、スポーツ系は全般的に現役が短く、その分、妻になる者も考えないといけないんです。


一般の仕事のダンナ様でもそうですけどね。


野球選手の引退例などで書いたように、必ずしも予定通り退職まで問題なく働けるという保証はない!




逆に奥様側もいつ、何が起こるかわかりません。

親の介護とかが必要になれば働きたくても働けない場合がありますし。




結論!


夫婦は愛し合いながら日々仲良く、金銭面でも協力してやりくりしましょう!



そんなわけで。


なんだかんだ星茉莉愛はまだ未婚なのでそれでもまだ金銭面の悩みは少ないのかもしれませんが、いえいえ、すでに十分、十二分アップアップです(笑)

家賃、何とかしてくりぃ~!
高すぎ。
別に高いところを選んだわけじゃないのに、高い。



なーのーで!


稼ぎたい!

しかもそれと同じくらいに、もっと子どもたちに勉強を教えたいという気持ちがある!



でもこれ以上スケジュールに余裕がない!!!




悩みはつきません。


皆さん、ともに頑張っていきましょう!






written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)


講師・講演・取材等依頼も受け付けております。


また親御さん等からのお悩み相談ももちろん完全無料で募集中!


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2017年04月15日

塾を移籍する!ということ

ある生徒が言いました。

『集団塾、初め楽しかったのにだんだん疲れてきたの。なんかずっと休み時間みたいなうるささがあるし。』


このブログは塾・家庭教師全般のことをできるだけ中立的立場で書いているつもりですし今後も変わらぬ立場で続けていきますが、

生徒の生の声についてはそのまま皆さんにお届けしていきたいため、その場合は多少偏ったりします。

あらかじめご了承いたたければと思います。



そうなんです。

ある生徒はその時、『楽しいと思っていた集団塾が日に日に嫌になっている』という旨を私に伝えてきました。

小学生の生徒でした。

小学生ですから特に嘘偽りない素直な気持ち!


その理由を聞いてみると、

『集団塾は学校の続きみたいな感じで友達ともまた会えるし、授業終わった後もお迎えの時間までみんなでギャーギャー騒げるから楽しい!

だけど、その楽しさが逆にあまりにうるさいなぁっていう違和感になってきたり。』


と。


何となくわかる気がしなくもない…(笑)



それで、そんな話をしていて、最終的には


『あのね、ここの個別塾に変えようと思うの。

個別塾はこれまでと全く違う感じで最初ビックリしたけど、すぐに楽しいことがわかった!

しかもやりたい勉強をやりたいタイミングでできるからまるで家みたいで嬉しいし、こうやって授業中に話をしても聞いてもらえるから、絶対にこっちのほうがいい!

もうお母さんにも許可もらったし、お父さんにも許可もらったし、おばあちゃんたちにも許可もらった!


入塾させてもらえるんだー!やったぁー!』


・・・可愛いですよね~、ありのままの小学生!

みんなに許可をもらえた喜びも同時に伝わってくる言葉!


確かにその通りなんです。
集団塾って楽しいことは楽しいんですよね。
たいてい友達もたくさんいて賑やかですから。



ただ、学校の延長の雰囲気といえば確かにそうなんです。



そして何と言っても《しょっちゅうテストがある》のが集団塾の特徴でもあるということをご存知でしょうか?


その小学生も言っていました。


『この塾は入塾テストとかないの?あと、入塾後の授業中にちょくちょくあるテストとか・・・』



一切ないという事実を話すと、とびっきりの笑顔で喜んでくれました。



ですよね。

テストが嬉しい子どもなんて稀ですもんね。

中には「テストがあったほうが毎日やる気が出るから良い!」という生徒や「受験に向けてテストが当たり前という環境に早いうちから慣れさせたい!」という親御さんもいます。

親御さんのほうの意見はありがちなものですよね!



テストが日常的に行われることが決して悪いわけではありません。

上手くいけば良いことです。

競わせるためにもテストは良いものです。


ただ、あまりにテスト漬けだと、子どもにとってはストレス等負担になってしまうんですよね。

テストがあるから塾に行きたくない…というケースもあるくらいです。



そんなこんなでその子は《思い通りに転塾できる喜び》に《テストがなくて自由度も比較的高いことを知れた喜び》も加わり、これによってさらにさらに勉強意欲を増してくれた感じでした。


《意欲UP》は何よりも大事なことで、意欲が増せば増しただけ自然と自学時間も伸び、成績を上げることができる可能性が高まりますよね!


あらゆる意味において可能性をひろげることができる


・・・と私は思っています。



たった1つの《転塾》という小さなきっかけが、こんなにも子どもを大きく変えるタイミングでになる。



いち塾講師として、より一層努力を惜しまず頑張っていかなければいけないなと改めて考えさせられました!



生徒1人ひとりを長くサポートしていきたい。


それではまた次回!




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2017年04月05日

衝撃の無料体験エピソード②

続きです。



AちゃんとBちゃんがともに凄まじい大人回答をしてくれた…



その続きになります。





教室長「そっかぁ!それじゃあこれからこの塾で一緒に勉強していこうか~!すごく習得力があって期待できそうだって星先生も言っているし。あ、AちゃんとBちゃんはどうしたい?率直な気持ち…」



生徒A「やりたーい!楽しかったしわかりやすかったから!ここなら頑張れそう!あ、でもBちゃんはどう思ってる?」



生徒B「私も全く同じ。ねぇ、Aちゃん、私たち、同じ曜日の同じ時間にしない?今日が土曜日だから…私ね、土曜日ちょうど習い事がないの。だから…塾、毎週土曜日にするとか…どうかな?時間も今日みたいな感じでさぁ!」



生徒A「じゃあそうしよう!せんせ………」




みなさん、ここまでの流れを読んだらどうですか?とってもスムーズに入塾決定!って感じがしませんか?



ところがどっこい!この後、状況が一変してしまうのです…何故でしょう?理由、あなたは予想できますか?




AちゃんとBちゃんの意見が完全に合致し、ものすごく意気込み満点の気合いもしっかりと伝わりました。


私も教室長もハンパなくやりがいを感じ嬉しかった。


素直なリアクションを直にいただけたことで、さらにさらに達成感に満ちあふれ、私なんか飛び跳ねたくもなっていました(笑)



・・・経営者でもないただの雇われ講師ですから何の得もありませんが、私は教育の仕事において「得」とかガチで求めていませんので。



これね、ブログ上カッコつけてるとかではなく、本当の本当!


教育業で損得とか考えたことすらないの。





生徒の笑顔が見たい、それだけです。


生徒のためを思って、それが全てなんです。






そういえば先ほど、生徒Aの言葉のラストに「せんせ…」と言いかけている場面がありますね。


違和感であれ?っと感じた読者様もいらっしゃるのではないでしょうか?



そうなんです。


実はここで



信じられないモンスターマザーズたちの言葉が挟まってしまうんです。。。





生徒Aの母親『A、違うよね、でも。今すぐなんて入塾決めないでしょ?違う?そうでしょ?Bちゃんのお母さんだってそう思っているんじゃないかしら?』




生徒Bの母親『もちろんAちゃんのお母さんと一緒よ~!ねぇ、B、今日《この場では決めない》んだよね?この塾には。楽しかったのかもしれないけど、今は春休みでまだまだ休みが続くんだから、一度この話は持ち帰りましょ?いいでしょ?Aちゃんのお母さんだって《いったん持ち帰って考えましょう!》って仰ってるんだから…楽しかったのは何よりだけどさ!』




・・・・・・・ぎょぎょっ。


子どもが本気でやりたい!!って言っているのに、それを親が全力で止めてるぅぅぅぅぅ~。



「連れて行こう!無料体験受けさせよう!」

そう決断したのはあなたがたお母さんたちじゃないんですかぁぁぁぁあ~?????




完全に驚きました。

この信じられない親のリアクションに。




経験上の話を申しますと、


無料体験を受けさせて、それで子どもが《やりたい》という意思を示してくれたらほとんどのお母さんが喜びます。


喜びますし、それと同時に《入塾させよう!》と決断し、その場で我が子に《じゃあここに毎週通えるね?》などの意思確認をするケースが多いです。




しかしながらこのモンスターマザーズは、逆に止めました…

子どもの意欲…やりたいその何よりも大切な気持ちを…殺しました。。。。。



なんでーーーーー?




結果、止められたAちゃんBちゃんは慌ててこういうリアクションをし始めました。



生徒A『あ、そう思う…そう…だよね?うん。わかってる。すごく楽しかったしやりたいなって思うんだけど、でも一度この話は持ち帰って考えることにします…。Bちゃんは?』




生徒B『わ…私も。。。今は決めない。私もすごく楽しかった、しかもわからないところがとってもよくわかってちょっと成長もできたかなって感じているんだけど…先生、家でもう一度よく考えさせてください!』




するとモンスターマザーたちは。



生徒Aの母親『だよね!2人ともよくわかってる!この場でなんか決められないよね。じゃあそうしよう、子どもが言うことなんだから。』




生徒Bの母親『ね!ほんとその通り!他の家族との相談だってあるしね。さぁ、じゃあ帰りましょ!!!』







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


星茉莉愛、開いた口がふさがりませんでした。

ただただ、「何?」って思いました、怖すぎて理由も想像つかず。



しかし、時間が経ったらその裏事情がわかった気がします。


以下は個人の推測ですが、きっとモンスター彼女たちが我が子たちをある意味殺した理由ってこんなことなのではないでしょうか?





①もともと入塾させる気などなかった。


②無料体験に申し込んで連れてきた理由は、春休みで学校が休みだし、ただ単に無料で勉強をさせたかっただけ。


③Aちゃんのお母さんとBちゃんのお母さんは、ある種のグル。


④今後も今回と全く同じ手口で…入塾など絶対にさせないモンスターマザー同士のきまりのもと、無料体験のハシゴを繰り返すつもり!


⑤つまり《無料体験サーフィン》を延々とやり続ける魂胆!!!



これなんじゃないかなって。

絶対これしかないでしょ?って気付いてしまったわけなのです。






勉強…それは子どもにとっての仕事。

そうなんだけど、勉強って《積極的にはやりたくない…苦手》…そう思い込んでしまっている子どもも多いものなんですよね。




だからこそ、子どもの《やりたい》…その意欲が何よりも重要!

《やりたい》…親御さんはその気持ちを決して潰してはいけない!!!



「やらせたい!」という親御さんはものすごくたくさんいますが、残念ながら現実はそれだけではダメなんですよね。

「やらせたい!」の思いももちろん言うまでもなくなくてはならないものですが、《やらせたかったら、子どものやりたいの気持ちを引き出す》・・・それも親の大事&重要な任務なんです。




しかしこのモンスターマザーズはせっかくの子どもたちの想いを、見事に粉砕してしまった…。


それでいて、平気そのもの。



完全に、《無料体験サーフィン》の1つだったんだな・・・





と思います。


そんなことでもし「私がどれだけやりたくても、お母さんは絶対にやらせてくれない。だったら私、勉強や~らない!自分だけでやったってどうしてもわからない箇所が出てしまうから塾に入りたいって言ってるのに…。塾に通わせてもらえないならテキトーに勉強するだけにする…。」とかふてくされちゃったら、どうするんですかね???


AちゃんBちゃんのモンスターマザーズさん、どうするおつもりなんですか?




私は経営者ではないですし、正直無料体験で入塾NGになっても変な話、何の痛みもありませんが、



この時の件に関しては



心が痛いんです・・・。

子どもの気持ちを考えると、気の毒だしかわいそうだし・・・。


できることならなんとかしてあげたい・・・それほどの気持ちです。


…ま、今更こんなブログで言っていてもどうしようもありませんしわかっていますけれど。



何が言いたいのかというと!!




子どもの意欲…思いを無視しながら無料体験サーフィンを繰り返す行為は、《子どものためにはあまりよろしいものではありません・・・。》



ということ。


体験を受けても入塾はしない!と子どもも納得しているとかであればそんなに問題がないのかもしれませんし、各家庭いろいろ事情もあるでしょうから、そうした諸事情によって入塾をする可能性のない無料体験サーフィンをひたすら繰り返す…というケースももしかしたらあるかもしれません。




これは私の勝手な想像ですが、無料体験を複数の塾に申し込んでそれを各1回ずつ受けたら、ある意味季節講習を受けるくらいのメリットはあるかもしれませんよね(笑)


それどころか、毎週毎週あちらこちらの無料体験を受講するとしたら、《まるでタダで通塾してる?》レベルの感覚を得られるかもしれません(笑)


通えるエリアにある塾の数もそれなりに限られているでしょうから、ホント「それなりに」ではありますが。





集団塾の無料体験ですと、もう指導単元や講師等勝手に決められてしまうのが普通なので文句を言わずそれに従うしかありませんが、


個別塾の無料体験ですと、完全に「要望通りの授業構成」で授業してもらえるのが普通ですから、いろいろ希望を伝えてその通りで体験できますよね。



・・・とすると、はい、星茉莉愛の妄想劇場開始!!笑





《個別塾の無料体験サーフィンを繰り返した場合》



A塾→中1数学「正負の数」&英語「be動詞」を希望し、教えてもらった。


B塾→中1数学「文字式」&英語「一般動詞」を希望し、教えてもらった。


C塾→歴史「縄文時代」を希望し、教えてもらった。


D塾→地理「地球儀と時差」を希望し、教えてもらった。


E塾→理科「気体の発生」を希望し、教えてもらった。






わわわのわー!

5つの塾の無料体験サーフィンで、なななななんと!


中1各教科(5教科)の出だしや重要単元の先取り学習ができちゃった(;'∀')



・・・・・これなんですよね(笑)


現役塾講師がこんなマル秘テクニックを公にしても良いのか微妙ではありますが、これだけは言っておきます。



決して推奨しているわけではありませんからね!!!


むしろ悪い例です。


良い子、良い親御さんは絶対にマネしないようによろしくお願いいたしますm(__)m





・・・なんでマネしちゃいけない例なのって?


理由は簡単です。


そんなことされちゃったら各塾のトップ…経営者が困り果てて泣いちゃいます。




塾業界は本当に生徒1人ひとりの明るい未来…つまり成績UP!それだけのために必死なんです。


ですから、その想いを身勝手な気持ちだけでイタズラとかしないでください…。


これはいち講師からの切実なお願いです…。


講師同様、経営側も必死なんです。


現場で働かせてもらっていて、それがわかるから、わかるから…だからこそ!



皆さんにお願いしたいんです。






1人の無料体験生からの予約が入ると、まず必死に当日に向けて準備をします。


本番である当日は、心も道具もスペースも準備万端で無料体験生をお迎えします。


そして誠心誠意授業をし、カウンセリングをし…




なのになのに、最初から入塾する気もなく



「あ、入りません!結構です!ありがとうございました。さようなら~・・・」



なんて言われたら、正直、努力全てが水の泡みたいな…たまったもんじゃないでしょうね




言うまでもなく収入とかじゃなくて…。

それまで、またその日、またそれからしばらくその無料体験生のことを真剣に想う、その努力を!


これから無料体験を受けようか検討中の皆様には、ぜひ再度考えてもらいたいと思います。


決して敷居が高いものではないので、そのあたりはお気軽にね!





入る気満々でいたけど、実際受けてみたらやっぱり合わないみたいだ…とかであれば、それはそれで仕方ないので断って問題ありません。


その際は正直に断りたい理由を伝えて入塾辞退すれば大丈夫です。



ですが、初めから入塾意欲など一切ない場合・・・・・無料お試しとはいえまるで《試供品をご自由にお取りください》のような無責任受講はできれば避けてほしいところです。
いろいろな意味において…。


どうかよろしくお願いいたしますm(__)m



あと最後に…


近年はキラキラネームが常識?になってきている感じの日本ですから、そういうわけで別に不思議なことではなかったのかもしれませんが、


AちゃんとBちゃんの名前にもかなり驚いた…それが本音でした。


1人ずつの名前に衝撃…といえばそれもそうなのですが、あまりに2人の名前がコンビ名?レベルにキラキラ系そっくりだったんです。

さすがに本名をここに晒すことは控えますが、「ますだおかだ」みたいな「吉田山田」みたいな「テツandトモ」みたいな・・・



いえ、そうじゃないんです。
そうだったら驚きはしませんが…


下の名前の方が…



・3文字の平仮名同士!!
・キラキラの中でも少女マンガか小説に出てくるような領域の名前!!
・2人とも頭文字が同じ!!
・その文字に続く2人の名前の2文字ずつを繋げると、ある言葉が出来上がる!!


頑張って例を挙げるならば…


《まこな》ちゃん&《まゆき》ちゃん


みたいな感じ。


共通の頭文字を消して残りの2文字ずつを繋げて…『こなゆき』みたいな・・・・・。




・・・・・いゃぁ、これならまだマシです。
もっと凄まじいインパクトでした。



他人の名前にあれこれ言うつもりは毛頭ありません。

キラキラネームの中には可愛いな!と思うものも存在します。



しかしですね、超計画的で凄まじいグルモンスターたちによる入塾辞退劇を間近で見聞きし、


もしかして…体験を受ける子どもたちの名前、計画的に偽名???


と想像してしまったんです。想像ですよ、想像。あくまでも想像でしかありませんが。



もし本当に想像だったとしたら・・・・・・・恐ろしい激モンスターズとしか言いようがありません。




まさか偽名なんてまで計画していなかったと思いたいのですが、ただエンドレスで無料体験サーフィンを繰り返している可能性がある…と考えると、全くあり得ないとも言い切れないのではないかと…。


「常習犯がいるー!」などと業界のブラックリストに載らないようにするために(笑)



真相はわかりませんが、恐ろしいですよね。




あ、モンペーズ辞退劇の結末ですが、私は経営者ではないため詳しいことまでは聞きませんでした。
でもあの流れからしたら間違いなく、「あ、やっぱりやりませんので…また機会があれば!んじゃっ、どうもすみませーん!ガチャ。ツーツーツー・・・」程度で済まされたんだろうな…と予想できます。



そのような親にはなりたくない←

もし断る場合はしっかり理由と感謝を伝えてから入塾を辞退したいものです。

そもそも自分自身が塾講師であり元家庭教師でもあるので、おそらくですが塾などには通わせず自宅で無料塾(?)を毎日開きますけどね(笑)



ものすごく長くなってしまいましたが、今回はこの辺で締めたいと思います。今回も読んでくださりどうもありがとうございました。




written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)


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2017年04月02日

衝撃の無料体験エピソード①

ここまで塾選びのための最初の一歩となる「無料体験授業」について、その存在理由を中心にお話ししてきました。

今回はその無料体験を担当した中であまりに衝撃だったケースを、ブログの中でひっそり紹介したいと思います。



あれは、ある春休みの時期でした。

いわゆる“おやつの時間”あたりを少し過ぎた頃、2人のお母さんに連れられてランドセルを背負った2人の小学生がやってきました。


今、「ん?」と思われた方…
敏感ですね!


そうなんです、

2人のお母さんに2人の小学生

でした。



無料体験授業は基本的に「親御さんが我が子を1人ないし2人(兄弟)連れてやってくる」というパターンなのですが、その時は、

友達同士お誘いあわせのうえ…


でした。

もちろんそれもアリですよ?全然アリです。
それ自体には何の問題もありません。


ただ、結末がなかなかのハイレベルテクニシャンだったので正直驚きました…忘れられない経験です。


では、話を続けますね。



友達同士お誘いあわせで来校されまして。

普通に体験授業に入ったわけです。



私「国語と算数どっちにするー?」

生徒A「算数~!」
生徒B「国語~!」


このような、いかにも小学生らしいごく普通のリアクションをしてくれる純粋な生徒だったんですね!

算数と国語、それぞれが好きなほうをチョイスしてくれました。


2人とも「勉強は好き!」と自ら口にするタイプで、さらに「負けず嫌い!」とまで発言していたので、

この子たちは入塾したら間違いなく伸びるなぁー☆

私はそう期待しながら授業を進めていました。


完全なる予習をやったため、さすがに難しすぎるかなぁ…と心配していましたが、幸運にも!

こんな私…星茉莉愛の拙い解説で2人ともものすごくスムーズに理解してくれて…授業中、そして授業後、何度も何度も…


「楽し~い!」「もっとやりたい!予習予習!」

などと言ってくれました。

こういう出来事は講師にとって何よりも喜ばしい言葉であり、もっともっとその子のために工夫して指導したい!ってなりますよね。

実際、さらにテンションが上がった星茉莉愛は、無料体験だというのに宿題までマシマシで出しちゃいました…


・・・え?マシマシって?

ラーメンのトッピング追加とかの際によく言うアレです。
「野菜マシマシ!」「ニンニクマシマシ!」のような。

美味しそうな響きで、いかにも食欲マシマシ~!というオーラ全開ワードですよね。

まぁ余談はこのくらいにして…


とにかくもっと欲しい時に使う言葉がマシマシです。


・・・そう。
実はそういう展開になったきっかけといいますのも…


生徒にお願いされたことからだったんです!!!


私が気合い倍増いたしまして、

私「ねぇねぇ、今日すごく良くできてるじゃん!ビックリするくらいに進むことができたからAちゃんとBちゃんにちょっとだけ宿題を出したいと思っているんだけどね!」

そう言ってとりあえず顔色をうかがってみました。
初対面の子たちでしたし一応…。
すると…

生徒A「じゃあ…ココ!きょうやった部分の練習問題が良い!」
生徒B「あ、私も!プリント2枚くらいできそう!」

と。
本当にやる気満々な生徒たちだったんです。

そんな感じで宿題も渡し、決められた授業時間を終え感想を聞いてみると…

「楽しかったぁー!!あっという間だったしまだできる!!」

2人とも笑顔で、しかも大きな声で。


塾の無料体験授業というものは、基本的に授業が終わると

・教室長
・親御さん
・体験してくれた生徒

時間があれば当日の担当講師も同席し、少しだけ今後についての話し合いをします。

その日は私、次の担当コマまでほんのわずかでしたが余裕があったため、ちょうど同席させていただいた日だったんですね。
なので尚更詳細な記憶があるのですが…


以下、当時の会話…まんまを紹介します。



教室長「今日の授業どうだった?先生も優しくて楽しかったでしょ?」

生徒A&生徒B「うん、めっちゃ楽しかった!まだできると思うし、全然集中力も余裕!もっとやりたい!」

教室長「それは良かった!それぞれ違う科目を勉強したみたいだね!じゃあ先生にも聞いてみよう!星茉莉愛先生、2人の生徒さんの様子とかいかがでしたか?」

私「そうですね!もうこれ本当に2人ともすごく意欲的で、しかも質問もしてくれましたし習得力もありますし…私自身もやりがいがありました。Aちゃん、Bちゃん!!楽しかったよね?」

生徒A「私、ここに来るまで気付かなかったんですけど、実はわからない勉強があったみたいなんです。今日はここで予習をやったんですけど、予習内容の中ですでに今年度習った計算を使う場面がありました。でも私、その計算のやり方を忘れていて…。やり方を忘れていたのに、忘れていたことに気付いていなかったんです。なので今日このことに気が付けて、しかも取り戻せて…すごく良い時間でした!!」


・・・・・あ、会話の途中ですが、星茉莉愛、ここでこの生徒Aの凄まじいパーフェクト回答について少しコメントを挟みたいと思います。

コメントを簡潔に言うなら…

スゴっっ!
もしこの世の中に《無料体験時の一問一答》という手引書があったとしたら、そのテキスト内にカラーの太字で書いてありそうなお言葉ですよね。
もう…「言葉」と書くべきところ、私今「お言葉」と、「お」付きで書いてしまいましたよ…。

小学校の中学年くらいの女の子だったように記憶しているのですが、彼女はかなり大人顔負けレベルの大人だったんだな…と今改めて感じます。
普通どうであってもこんな道徳副読本か何かにあるような泣かせる言葉なんて即座に言えませんから…

私、小学生時代を思い返したら絶対に言えない自信があります(笑)
咄嗟に…なんて高度すぎますし、もしかしたら大人になった今でも無理かもしれません、そんなそつのない完璧アンサーは。

でもその子は当たり前の表情でスムーズに言ってくれました。
感心…本当にその一言に尽きる…といった瞬間でした。

それでは当時の会話の再現を続けます。


(生徒Aの完璧アンサーを横で聞いていた生徒Bがある意味負けじと…)

生徒B「先生、私もなんです。国語を教えてもらって…私はもともと漢字の読み書きは得意なんですけど、読解が結構苦手なほうだと今回気付きました。それで読解のコツを教えてもらって…これから使っていけそうです!」


あ、星茉莉愛、またちょっとストップさせますね(笑)

…凄すぎません?
この回答、小学生の女の子たちによるものですよ?
信じられます?

いえ、信じてください、実話なので。
最近の子どもたちはかなり大人で、

良い言い方をすれば《大人っぽくてしっかり自立している。賢い!!》

しかし、逆の言い方をすれば《子どもっぽい可愛さやあどけなさが少なくて、大人の世界の何もかもを知り尽くしていて、子どもによっては可愛さが欠けている》

そんな感じなんですよね。

全員が全員そうだというわけではありません。
ただ、上の兄弟がいたり、そうでなくても恐らくテレビや携帯電話等の影響だったり、原因はさまざまある私は勝手に想像していますが。


上の兄弟…については今も昔も「いる人にはいる」わけですからあまり関係ありませんね。
テレビや携帯電話…かな?原因は。


本音を言わせていただきますと、


子どもは子どもらしくのびのびとたのしく生きてもらいたい・・・


だって、子どもでいられるのってほんの一時期でしかないんですよね、長い人生を考えてみれば。
最終学歴の学校の種類を終えて社会に出れば、のびのび…なんて多くの人間が叶いませんから。


スリラーなどの名曲を世の中に数多く残してこの世を去った大物アーティスト、マイケルジャクソン。

彼の名前くらいは現代のティーンエージャーも知っているのではないかと私は期待しているのですが、どうでしょうか?
-teenとつかない13歳未満は知らない率が仮に高いとしても。

彼は最後まで「子どもでありたい」「少年の心であり続けたい」というようなことを言い続け、本当にそのような生き方だったようですよね。
若干よろしくない興味?もお持ちだったらしいですが。

まぁマイケルジャクソンを例に挙げることが良いか悪いかはわかりませんが、私が言いたいことは…


“子ども”ってほんの一時期だけ与えられた貴重な時間で、それだけに学ぶことや学校生活においての苦労や努力は多く凝縮されているけど、その後の生きる道をどうにだって変えることができる・・・そんな、ものすごく幸せといえる可能性があるスペシャルな期間である!


ということ。
大人になって気付くんです、このことに誰もが。

そして「どうしてもっと早い段階で気付けなかったんだろう…」と後悔する…ほとんどの人がこのパターン。
星茉莉愛だってそうなんですよ。

そうかといって後戻りすることも残念ながらできないわけなので、今の自分を見つめて、今の自分だからこそできること…世の中に貢献できることを!となんとか楽しくやっていますが。

もしできることならばもう一度中学生くらいからやり直して…いや、高校生くらいからでも良いかな?
そこから今度こそ学年1位を狙って猛勉強ライフを過ごしてみたいな!とか結構考えますよ、正直。

一応進学校だったのでやらなければならない勉強も多く、特に自分にとって分野外の科目は大変に感じていました。

小中高校生の皆さん!
今を本気で生きてください。
星茉莉愛はあなた方がうらやましいです(笑)
だって…これからの人生を好きなように変えられるんですもの!


あ、今の私が現状を変えたくて仕方ないとかではありませんよ。
塾講師としてずっと世の中に貢献できていることに感謝していますし、しかも仕事というものがこんなに楽しいなんて…奇跡とまで思っています。

ただ、もし高校生あたりからもう一度やり直せるのなら…
そうですね…私は高校の普通科でしたが、できたら自分が得意としている分野の高校をチョイスしたほうが良かった可能性もありますね。
ですから高校から東京に進出…ということを決断しても悪くなかったのかも。
そしたらもっと得意分野を極められたかな?(笑)

まぁ思いっきり地元の高校でしたけれど。

でも、やっぱり地元のあの進学校で良かったです。
なんてったって、星茉莉愛の初恋は高校ですから・・・きゃはは!笑
高校1年生の時にその心に気が付いて…あたためました・・・きゃきゃ!笑

なんだかんだ、星茉莉愛は乙女なんです←
今もなお、乙女です!!!なぁんて。

自分ながら「もっとしっかりしろー!」って思いますけど、しかしこれが私です。
そんなところも実は生徒とのかかわりの中で結構生かせていたり・・・。

恋愛…好きな人がいるとかで悩んでいたら、余計なお世話かなとためらいそうになっても結局はためらうことなくアドバイスします!

「どうであっても伝えてあげて!さもないと自分が後悔することになるかもしれないし…。っていうか、伝えてあげたら相手の気持ちがどうであれ、《告白された》という事実自体がきっと嬉しいから!」って。


役に立ちますね、乙女心も(笑)


あ、また読者の皆様を私の脱線事故に巻き込んでしまい申し訳ございません…。


そんなわけで、私の場合、高校はやっぱり地元で良かったんです、きっと。
初恋の心を味わえて良かった。

初恋も、子ども時代と同様でその後経験できませんからね(笑)

やり直したいことは、もっと得意分野に特化した勉強を独学で積み重ねておけばよかったな…というあたりでしょうか?(笑)


とにかく一度きりの人生。
やり直しはききませんし、後悔のないように生きましょう!



脱線続きで長くなってしまったため、記事を分けたいと思います。

ではまた次回!


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2017年03月29日

無料体験の存在理由③続き

続きです。

前回長くなってしまったため一旦途中下車させていただいたテーマですが、今回は本当にテーマに沿って書いていこうと思います。


無料体験ばかり提供し続け、塾側は赤字にならないのか?


でしたよね。


答えばズバリ!


上手くいけば、むしろ黒字になります!



家庭から1円もいただかず、しかし講師には通常のルール通りのコマ給を支払い、しかし黒字…。

何故?


その理由は単純です。

無料体験授業後に「入塾」という乗車券をGETできれば多少の痛さなど一瞬にして消えるから!


売り物に例えるならば、


薄利多売の精神


ですよね。

無料無料のオンパレードでもそれがそのまま塾生となっていく。


無料体験させたものが全てそのまま入塾に繋がればそれは言うまでもなく最高中の最高ですが、

仮に10人の無料体験中1人の確率で入塾…程度でも塾側としては達成感に繋がっているはずです。


巷の「通販商品定期購入」ではありませんが、塾というものもそれに負けないくらい、

始めたらそれなりに長いお付き合い

ですから。



損して得取れ!


かな!と客観的に見ながら学びました。


そう、経営者ではなく単なる講師でしかありませんが、私は元々10代の頃から経営面にもなんちゃってレベルの関心があるので、誠心誠意学習指導をしつつ経営の難しさやコツも密かに目視独学させていただいております。



とにかくこの


無料体験授業


というものは意外と年中365日行われている…そんな塾が多いですし、春・夏・冬の長期休暇時期はさらに大々的にアピールしているはずですから敷居も低いです。


たとえ入塾の可能性が微妙でも


ぜひまずお気軽に受けてみてもらいたい


と思います。




無料で授業が受けられて

無料でプリントをもらえて


お得としか言いようがありません。



しかも!


「無料体験だけで、わからなかった箇所がもうわかるようになった・・・!」


そんな生徒も意外といるんですよ!
ビックリ&またまたお得ですよね。


自分のことで申し訳ないのですが、それは私がこれまで無料体験授業として担当してきた生徒たちのお話です。


そして心から感動し、ほとんどの確率でそのまま入塾を決めてくれて、今もなお頑張ってくれています!


講師として、さらにやりがいと喜びを味わうシーンですね。



星茉莉愛の授業が受けてみたい方!
無料体験受け付けております!《要予約》
出張授業もご相談くださいませ!



さぁ、今日もまた、いち講師として誠心誠意、生徒たちの明るい未来のために力を注ぎたいと思います。



written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)

講師・講演・取材等依頼も受け付けております。

また親御さん等からのお悩み相談ももちろん完全無料で募集中!

どなたさまでもお気軽にご連絡くださいませ。

《転載も大歓迎》です。
その際にはコメント欄に一言お願いします。
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2017年03月28日

無料体験の存在理由③

続きです。

無料体験の存在理由

その3つ目が今回のテーマになります。


「そんなに無料で授業を体験させて、塾側は大赤字なのでは?」



素直に受けとれば確かにその通りですよね。

無料体験授業とはいえ、無料=受講してくれる生徒の家からお金をいただかない!ということであって、塾側は当然講師に通常通りのコマ給を支払いますからね。



「この時間は無料体験授業でありご家庭からお金を取らないものなので、スミマセン…。先生にもお支払いはできません。」など塾側がもし言ってしまったら、



それ、違法です!


どこかの「番組著作権無視で動画サイトにアップロード」のCMではありませんが。



タダ働きさせたらどんな職場でもNGですよね、言うまでもなく。


講師によって労基署などに相談され、塾側はすぐさま注意や支払い命令が指示されることになるでしょう。


まぁそんなあり得ない違法塾は存在しないはずですし、考える必要もありませんが。



話は戻りまして…


講師目線で言わせていただきます。


無料体験授業を担当した場合、通常担当しているコマ給合計に+αという感じでその発生した体験授業分が入るわけですから、



無料体験授業の存在大歓迎!

で、

無料体験授業を担当できることはその日の予定外の収入になり、喜び!

となるわけです。



ここでいうべきではないことかとは思いますが、塾講師は決して収入が良くはありません。

単価はそれなりに悪くないほうかもしれませんが、あくまでもコマ給のみしか支払われないため、


授業と授業の間の生徒入れかわり時間(各5~10分)はその都度無給。

もし空きコマ(担当授業がない時間)がある場合、そこも無給。


なのです。



一般的イメージでは教育系=高収入!と思われている方が多いようですが、現実はそうではなく。


そうそう!それどころか、


休憩ゼロなんか当たり前


なのですよ。


ある意味法律違反ともとれますよね(^_^;)


ですが、大半の塾がそうだと思います。


講師は皆泣き寝入り状態です…。




それでも私自身がそんな塾講師をこれほど辞められない理由…今後も続けていきたい理由は…


子どもが大好き!

日々のやりがい等刺激が自分自身の生活の一部!


になってしまっているから。


ここまで続けているともう子どもたちと無縁の仕事なんて考えられないのです。

ある意味病気レベルかもしれませんけど、私にとっては、


教育は愛!教育は生き甲斐!


なのです。



おそらく私のように長く塾講師を続けている人の想いも私と同じかなと思います。



・・・自分で言うのは申し訳ないのですが、そういう先生に習いたいですよね。



生きるためにお金は何よりも大切です。

お金がなければ何もできません。



なのですが!!!


とにかく子どもたちの明るい未来のお手伝いがしたくて仕方ない!!!


そんな星茉莉愛であります。



本題とだいぶずれてしまいました。


今回のテーマであった

無料体験は赤字なのではないか?

については、また次回の記事に続編を書こうと思います。


お楽しみに!



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2017年03月27日

無料体験の存在理由②&有料体験の罠

前記事の続きです。

何故無料体験が存在し続けるのか?


②「塾名やホームページ(広告)、巷の評判程度では本当のところがわからないから。」

そうなんです。
この理由が最も大きい理由かもしれません。
表向きには。

塾だけに限ったことではありません。



例えばあなたがもし賃貸マンション探しをするとします。


「あ!この物件良い!ネット掲載の間取り図と写真で即気にいった!それに口コミも良いし!決~めた!


…こんなこと、言えます?


言えませんよね。
言えるわけがないですよね。




また、恋愛においても同じことが言えます。


「顔がタイプ!イケメン(美女)だー!絶対この人と結婚したい!決~めた!」


…こんなこと、言えます?


言い切れませんよね。
一部の外見重視さん以外はそんなこと、言えないだろうと思います。


恋愛観は完全に人さまざまですが、個人的には「内面重視タイプ」なので、まず内面あれこれの虜になってその次に「もし」外見もプラスで結構好きだったりすれば尚更良いかな!という感じですが。



ちなみに外見重視タイプだとお互いにとってかなり大変でしょうね…。

だって…若いうちにだって万が一事故等で顔がメチャメチャになってしまうことが絶対にないとは言えない…



外見ばかりを重視する人はそういう予期せぬ事態の際、愛情が………一体どうなってしまうのでしょうか?



幸い私の周りにはそのような方はおりませんが、人間いつどこで何が起きるかわからない…。

それが人生。



「内面重視」「お互いの雰囲気や性格、人間そのものを大好き!」という感じで、つまり


どんな自分でも愛していてほしい!


というのが誰もの願いですよね。



私もそうです。
よくわかります。


万が一顔がメチャメチャになっても、内面を…心を…人間そのものを、それまでと何ら変わらず愛し続けてもらいたい…。

愛されたら、愛を感じれば感じただけ、きっと自然にその何倍もの愛情を注ぐから…!


それこそがお互い、真の愛情だと私は思います。




・・・はい、恋愛話に大幅に脱線してしまいましたので、このまま事故がエスカレートせぬよう、再び路線を戻しましょう(笑)


「事故」繋がりで引っかけました、すみません。



そんなわけで、



塾選びも外見重視だと長く愛せるか微妙


ということが何となくおわかりいただけたかと思います。



外からの印象だけでは意外とわからない部分が多いんですよ、人間と同じく塾のような組織も。


恋愛で「実際に会ってみたら尚更相手を好きになる!」ことがよくあるように、塾も「無料体験を受けてみたら尚更ここで頑張りたくなる!」というケースが多いのです。


逆が全くないわけでもありませんけどね。


恋愛で「あー、悪い人ではないんだけど、いざ会ってみたら逆に好きというほどではなかった…」という残念なケースが時々あるように、塾も「あー、何が悪いっていうわけではないんだけど、いざ行ってみたらここじゃなきゃダメというほどではなかった…」ということがなくはないのが現実です。


いわゆる

更なる迷い

ですね。


望めば望むほどそうなる可能性は高まります。


好成績がキープできている我が子を塾に通わせる場合、


この塾は決して悪い塾じゃない。
でも、デキるうちの子にはレベルが易しすぎる。
期待しているんだから、生ぬるく…ではなく、もっと競わせてバリバリスパルタ教育をしてほしい。


そう判断して無料体験→入塾辞退するパターンもあります。



無料体験の辞退は全く悪いことではありません。

何事も合う合わないがありますから、そこをしっかりあなたの目で判断してください!というある種の企画が


無料体験

なのです。


合わないであろうものを無理に始める必要はありません。

無料体験からの無理強いはほとんどありませんしルール違反ですからね。

そのあたりは無料とはいえ安心です。

無料ほど恐ろしいものはない、と一般論でよく言いますが、塾の無料体験は恐ろしくありませんので本気にお気軽に。


…ただ、以下の例は私が以前働いていた教育系の会社にて噂で聞いた話で、ものすごく怖いので注意してくださいね!


一部の超有名家庭教師センターは無料体験実施中!とメディアも活用し大々的にアピールしておきながら、その流れで半強制的に入会させ、入会後には授業料とあわせて「よくわからない金額」もいつの間にか黙って取る…らしいのです。


取られた金額を不審に思った親御さんは会社に電話。

するとなんだかんだごちゃごちゃと素人がわからないようにあえてあいまいな説明をし始め…


もうこんなやりとりではらちが明かない!と半分怒った親御さんは、「ハッキリ一言で教えてくださらないのであれば、警察に言いますよ?詐欺会社だと…」と言い放ったそうです。


超有名某家庭教師センターもビックリしたのでしょう。


親御さんに詐欺呼ばわりされた会社側は急に態度が一変し、逆に開き直って上から目線でこう語り始めたそうです…。


「そ…それはですね…お母さん…
だって…僕らはちゃんと決まった時間授業したんですからね…

授業すれば授業料いただくのは普通…じゃないですか?

こんな言い方も申し訳ないですけど、正直お宅のような非常な大変な成績になってしまっているお子さんに、基本から《2回も》指導してあげたんですよ?

断られなかっただけありがたいと思うでしょ?」


と。



・・・・・・・ムカつきません?(笑)

いち塾講師の私でしかありませんが、高いお金を払ってお願いしている会社にもしこんな言い方されたら、即解約します!

消費者センターに報告します!




そうしたくなる気持ち、当たり前ですよね?
子を持つ親御さんなら特に共感してくださるはず!


ナンデそこまで言われなきゃいけないの?

ドーシテそこまでバカにされなきゃいけないの?

ナゼ言ってることとやっていることが違うのにそこまで開き直れるの?



って(^_^;)



というより!


その家庭教師センターよ!

ルール違反じゃないかい?



無料体験はあくまでも完全無料で体験させなきゃおかしいでしょ?


無料体験に見せかけて軽い気持ちでお客様(子どものいる家庭)を引き寄せ、その時はお金を取らないもののそのまま半強制入会させ、その後の月謝とあわせて体験授業代を徴収する・・・


あれ?
あれれ?



無料体験がさりげなく「有料体験」になっていませんかー?


怖い。
過大広告なんですかね、あれは。



しかも1回体験授業を行った後、訪問してきたプロ家庭教師に「この子はやらせればできる子だから《2回目の体験授業》を特別にやってあげますよ!特別ですよ、お宅だけ!やりがいがありますから。」と言われたとのこと。


こんな風に言われたら断る親なんてたぶんいませんよね。
よほどスケジュールNGじゃなければ。



しかも「勉強苦手な子」だったそうですから、


珍しく褒められて、親子共々テンションアゲアゲ


になってしまいますよね。
イイ気分になるのは当然です。



なのですが!!!



そこがその家庭教師センターの営業テクニックにはめられてしまった部分でしょうね。



どんな授業をやっていたのかまではわかりませんが、


2回分の授業料を余計に(体験は完全無料の約束を無視して)取り、その後の入会までスムーズに進めるべく、終始褒め続けていたことが容易に想像できますよね。


訪問した家庭教師はプロ家庭教師だったようですが、もちろんその後は大学生の家庭教師。

正直体験授業とのギャップを大きく感じたそうです。


大学生教師が良いのか社会人教師が良いのか


これに関しては本当に各家庭の好みや相性による部分も大きいと思いますし、どちらが良いということもありません。

どちらもありです。

これについてもいつかまた特集しますが、意外とアレコレ議論が交わせそうなテーマでもあるんですよね。


ちなみに体験と正式入会後のギャップが激しいと、「あの体験は何のための体験?」となりそうなので私は納得がいきません(笑)




長くなりましたが、これ、実話なんですよ。
以前伝え聞いた話でしかありませんが、本当に近年あった話らしいんです。

結局そのご家庭はそうした経緯を私が以前勤めていた会社に全て話して、切り替えてくださいました。

こちらはこれっぽっちも違法性のない、広告も使っていない会社だったので。


ご無事でなによりでした。



ということで、今回のメインテーマに関しては


良く中を見てもらって、

親御さん・お子様が考えているものと差があるかないか!

やっていけそうかどうか!


をじっくり判断してもらうための無料体験授業



ということになるわけです。


「合うか合わないかわからないお試し」ですから本来「無料」が妥当です。


上に書いた「約束違反の有料体験授業」は許せない行為ですが、たまに


初めから有料で体験授業をいたします!


と自信満々で発言している塾もあるかもしれません。

そういうものは「約束通りの有料体験」ですから合法です。

それでも納得できそうであれば申し込んで大丈夫でしょう。



いずれにせよ


体験授業後に入塾拒否しても問題ないか


だけは念のため確認してからお願いしましょうね。

繰り返しますが、良いか悪いか合うか合わないか人それぞれですから。



それではまた次回!




written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)

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無料体験の存在理由①

前回の記事で

無料体験の存在理由について

また改めて特集します!と書きました。

気になる方も多いテーマかと思いますので、早速現役講師目線で書かせていただきます。



これから無料体験を受けてみよう!と思われている方、

そもそも無料体験の内容ってどんなもの?と気になっている方、



などなど・・・


必見です!!



『何故無料体験が存在し続けるのか?』


ズバリ!な問いですね(笑)


①「無料体験なんて新規開校時の宣伝目的なんじゃないの~?」


まぁまさかこんな素直すぎる発想をする方は現代の世の中にほとんどいないのではないかなと思いますが。


あ、あなた…
もしやあなた様はこのお考えでいらっしゃいますか?



素晴らしい!
さすがです。

なんと、大正解!


当然この理由だけではありませんが、これも大きな理由の1つです。



1から全て小規模個人経営なのか、それとも大きな本部のもとで看板借りるカタチでやらせてもらうフランチャイズ経営なのか。

それによっても随分差はありますが、どちらのケースにも共通して言えることは、


その土地にその塾、皆様初めまして!


ということなのです。



「初めまして」という言葉のシチュエーションについて、皆さんよく考えてみてください。


相手と見ず知らずということになりますよね?


お互いが「どんな人なのか」「どんな考えを持ち続けているタイプなのか」「果たして仲良くなれそうか」「話は合うか」など基本から全く知らないわけで、しかしながら一度どこかしらに関心を抱くと、少しずつそれらの引き出しを順番に覗いてみたくなり、気がつけばお互いの引き出しを見せ合いっこしている…。


恋愛もそうですね。

恋愛的出会いのシチュエーションは年々多種多様さが増し続けていて、もしかすると学校や職場で出会う友達以上にお互い知らないことだらけというケースも多いかと思います。

それだけに、まずはお互いのベースを知るべく、あらゆる質問を投げかけ、趣味等の好みやおかれている環境など恋愛ならでは真面目な引き出しオープンにお互い力を尽くすパターンが一般的です。



話を戻しますが、建物だって基本同じプロセスだと私は考えます。


知らない建物(いわゆる存在)が目の前に現れた…。

そういえば毎日通学・通勤時、視界に入ってくる…。

塾とかまだ無縁だと思っていてそんなに関心はないんだけど、ただいつもの道にいきなり登場したものだから、景色が少し変わったせいなのか、気にならなくはない感じ…。

学校・職場でこの話をたまたま口に出したら、「うち、もうそこの塾に通ってるよ!」と言われた…。

「通ってる???」
そう言われたら、急に何だか気になり始めた…。

先日から気になり始めた塾の存在だけど、日が経つにつれてさらに頭から離れなくなってきて、いつの間にかインターネット検索をしている自分がいた…。

検索をしながら、どういうわけなのかその塾のお問い合わせページにたどり着いていた…。

考えてみたら「あの子に負けたくない!」「ハッキリ言って、負けるわけにいかない!」
興味なかったのに、闘争意欲がわいてきたよ…。

「とは言っても・・・現状、完敗状態。3…2…1…のカウントの間に再び立ち上がれないほどかな?」
「いや、違う!そんなはずがない!
まだ若い!若いんだから腐るなんて1兆年早い!!」

どうなるか、どうするのか、今後の展開はまだ想像すらつかないけど、話が聞いてみたいかも!

話を聞いてみないことには始まらない!

「あの子(友達)の成績など学習状況もそれとなく把握したいし(笑)」


無料体験もやっているらしいし、電話してみよっ!



・・・この流れです、この流れ。

ちなみに塾に電話してみるまでのプロセスは完全に私(星茉莉愛)の想像であるため、全員が全員この通りというわけではないでしょう。

しかしこういうほんの小さな小さなキッカケが、良い意味でその後のベクトルを大きく方向転換させるケースもあるのはきっと間違いありません。


新聞を契約していると企業広告も挟まって届きますが、そういういわゆるチラシ類もこれと似たような効果ですよね。

「興味の有無に関わらず、とにかく不特定多数の他人の目にとめる」という意味において。

塾もしょっちゅうやりますよね、やる塾はやります。

新聞の折り込みにしてみたり、ポスティングチラシにしてみたり。



塾の争い、熾烈ですから。

各塾がこれでもかというくらいに努力しているんです。

新入生を入れてこそなんぼですから。



・とにかく問い合わせが欲しい!

・資料請求だけでも涙が出るくらいに嬉しい!

・そして無料体験受講希望の意思ももらえたら飛び上がるくらいテンションあがる!

・もちろん入塾決定させることまでコマを進められれば、リアル涙を流しながらグイっと一杯やりたい(笑)←星茉莉愛はお酒飲みません\(^o^)/


…何度も申しております通り、私は経営者ではなく、日本中にたくさんいるただの雇われ現役塾講師の中の1人でしかありません。

ですから経営する立場上のメンタルとか脳内プロセスとかについては、残念ながら本当の部分まではわからない感じです。


ただ!!!


これだけ塾のみならずあらゆる教育業界に携わらせてもらいながら生きていれば、さすがにわかってしまったことも結構あります。


ちなみに私が塾のトップとして椅子に座ることがいつかあるとしましょう。

あくまでも「もし」ですよ?「もし」。
仮説です。

もしそんなことがあると仮定したら、その時には

個人経営派

になると思います(笑)


これまで生徒としても講師としてもフランチャイズの塾経験ばかりの私なのですが、経営者になるとしたらフランチャイズはないな…と思ったり。


まぁこのお話はまたいつか。



脱線してしまいましたが、無料体験の存在理由のうちの1つは、


『初めまして!我々の塾があることを知ってください。そして少しでも興味を持っていただけたら連絡をください!損はさせませんし、むしろ無料で授業してあげますから、絶対お得ですよ!


ということ。


無料体験

というワードを掲げないと、新規オープンのお初校舎にはなかなか問い合わせがいきませんからね。


まぁ言うまでもありませんよね。

塾が個人宅じゃないとはいえ、やはりファーストコールやファーストメールはなんだかんだ勇気がいりますもの。


壁…垣根を少しでも低くして、お子様のいるご家庭の初めの一歩を踏み出しやすくしてくれる・・・!



それが無料体験だと思います。



「無料」ですからね。

構える必要もないですし、

「体験」ですからね。

その後のスケジュール等悩む必要ありません。



今回は無料体験の存在理由①を考えてみました。

次回もお楽しみに!

塾選びの参考にしていただけますと幸いでございます。




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2017年03月25日

塾選びはお済みですか?

さて、ちょうど今3月下旬です。
この時期といえば、何でしょう?

特にお子様をお持ちの親御さんにとっては、いろいろな意味において随分悩む時期といえるのではないでしょうか?



そうです、学年の変わり目…進学・進級の重要なシーズンです!


「進級できるかあやしい状態…」
「浪人かなぁ?」


親御さんの心理状態を文字に表すのなら、もう生きた心地がしないくらいに酷く辛い日々だと思いますが、親のそうした様子を感じとりながら、しかし一瞬たりとも足を止めずに必死に、死に物狂いで立ち向かわなければいけないのがお子様ご本人!

試験を受けるのはお子様ですからね。


親と子のお悩みレベルは比較するものでは全くありませんし、そもそも比較などできませんが、結局は親も子も激しく辛いということ。


SMAPメンバーのお一方がご出演されている某貼り薬系CMではありませんが、



ハゲツラ


なんです。



あ、決してふざけて言っているわけではありませんので…念のため。


もし何か文句等ある方は、どうぞその某貼り薬メーカーさんへ(笑)


私はとっさに拝借しただけです(^_^;)



何故、CMワードをわざわざ拝借したのか。


それは、親も子も…




どちらも思い詰めてはいけませんよ!




ということが言いたかったから。



なんだかかたくて息苦しさが増すような文になっている気がしたので、少し気持ち和らげました…和らげたつもりです(笑)


このブログを読んでくださっている方の中に受験生やそのご家族がいらっしゃったとしたら…



わかるんです。

星茉莉愛はわかります。



そういう時って、話題に関わらず、わずかにフワッと飛んできた綿ゴミ程度でも「どうしよう…」の気持ちがもはやジェンガ状態になりますもんね。

ジェンガって、木製の細いブロックを積み重ねながら、すでに積み重ねた全体の塔が一気に崩壊しないようにビクビクし続ける、海外生まれのアレです。

あのゲームもまた、本当に生きた心地がしません。

黒ひげ危機一髪…という有名なおもちゃもありますが、アレ同様かそれ以上に心臓によろしくありません。

むしろジェンガは黒ひげ危機一髪とは異なり、一度どこかがバランスを崩してしまうと一瞬にして完全崩壊ですからね。

取り返しがつかない事態となってしまうわけです。



そうはできない…
そうなってしまってはいけない…
それまで重ねた努力や苦労が…



だからこの時期は特に考えるんです。




とりあえず、急いで塾に通わせよう!

と。



塾通いのスタート時期はもちろん年中可能ですが、最も多く入塾される時期はやはり今くらいです。

つまり

春休み前後

のシーズン。



春…学年の変わり目は教科書が新しくなり、気分も一新できますよね。

学校や学年によってはクラスがえもあるかもしれません。

そんな時期ですから、何もかもリニューアルできそう!


苦手や不得意科目でも、切り替わりである4月を前に入塾すれば…これまでの全てを取り戻せずとも、もしかしたら周りより一歩リードできるかも☆



たしかにこれ、その通りなのです。

春は基本的に大半の教材が新しいものへと変わりますからね!

真面目に努力して勉強するようになれば!の話ではありますが、単元途中で入塾するよりも、春入塾のほうが効果的な場合もあります。



進学塾は予習予習とガンガンやっていきますので今回は除きますが、どちらかというと学校の復習や予習をそれぞれに合ったゆっくりペースでやっていける補習系個別指導塾なら、



春期講習=絶好の復習時期


ですからね。


個別指導塾は春入塾が最適だと思います。




逆の言い方をするならば、この時期は決められた復習が終わらなければ講習ラストまで復習だけになりますからね。



苦手克服や不明点解消にはもってこい



だと思います。



得意科目だったり、もしくは講習の積み重ねでスイスイ解けるようになって、どんどん進めたら!



言うまでもなく、



講習中に予習開始が可能です!!




そうなると



先取り



ですね。



お子様が最も望むところなのではないでしょうか?



私の経験から言わせていただきますと、それまでの勉強は正直いってほぼわかっていないけれど、とりあえずどんどん先をやりたい!復習なんかしなくていいから、予習希望!


という生徒もいるくらいです。



本来それはあまりよろしいことではないんですけどね。


やはり



苦手克服等の復習をある程度した上で、それか状況によっては復習をやりながら予習を始めていく感じが断トツ効果的なんですね。



土台ゼロでいきなりブロックを組み立てはじめても、残念ながら脆く崩れやすいのです。


仮に予習してみた単元がマスターできそうになったとしても、結局は一時的だったり、その単元だけのぬか喜びになってしまったり…。



お子様の気持ちはわかります。


春!
春だからこそ!
切り替わりの時期だからこそ!
今!
今だ!
周りより早いスタートダッシュを!


そんな脳内プロセスですよね。



やる気は大事。

でも英語や数学などずっと続き物のような科目は、


時間はかかりますが、急がず慌てず基礎からコツコツ努力しましょう!



それを自分だけでできればそれがベストだと思いますが、苦手科目はそれがなかなか難しい。



そうなったら迷わず塾です。

塾も年々人気度が増していて、AKB総選挙顔負けの人気投票状態なんです。


無料体験授業


ってもうどこのどの塾でも一般的ですよね。

これを受け付けない塾のほうが珍しいくらいなのではないでしょうか?



無料体験授業を各塾が行う理由についてはまた長くなりますので、別の時に特集したいと思いますが。




とにかく無料ですから。

お金は必要ありませんし強制勧誘もされませんから。



勇気がない…と躊躇っていらっしゃるそこのあなたも!


まずは気軽に足を運び、お子様の明るい未来のために塾の空気を感じてみるべきです。

通常と変わらぬ指導をしてもらえて、さらにプリントとかももらえちゃう!



私はまだ雇われ塾講師でしかなく当然何のまわし者でもありませんが、これはお得としか言いようがないように思っています。



集団塾でも個別塾でもかなり無料体験フィーバーですから、この記事に出会えたことをキッカケに、ぜひ中を覗いてみてもらいたいと思います。



written by【星茉莉愛】(ほし まりあ)

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